泰阜村「伊那谷短歌まつり」で優秀賞!
2025年10月14日 13時14分先日、泰阜村で開催された「第20回伊那谷短歌まつり」にて、本校1年生の池戸優翔さんが見事入選(優秀賞)を果たしました。
この短歌まつりは、泰阜村出身の歌人・金田千鶴さんを偲び、その文学的功績をたたえる催しとして毎年行われています。 金田千鶴さんは、アララギ派に学びながら、若くして亡くなられた歌人であり、感性豊かでまっすぐな表現は、今も多くの人の心に残っています。
地域の文学文化を継承し、様々な世代に言葉の力を伝える場として、このまつりは大切に育まれてきました。本校からは、国語科の杉山先生のご指導のもと、生徒と(一部の)教職員が短歌を投稿しました。私も、文学活動への理解と応援の気持ちを込めて一首投稿し、参加賞の箸をいただきました。(自分には短歌のセンスがありませんね。)
わたくしの 孤独にも似た感情は あなたのなかの うつわをみたす
池戸優翔さんの作品は、孤独を単なる寂しさではなく、他者と深くつながるためのものとして描いているように見え、他者と自分を見つめるまなざしの深さに、はっとさせられました。
本日、校長室にて池戸優翔さんに、泰阜村からの賞状と副賞(新米3kg)を渡しました
地域の文化に触れ、自らの言葉で表現する機会は、生徒たちにとっても貴重な学びの場となったと思います。