仲間と奏でるケルト民謡 〜一人から始まったハーモニー〜
2025年8月7日 17時21分連日暑い日が続いていますが、二十四節気では今日「立秋」です。昨日からの雨で、少し暑さも和らぎましたが、夏休みいかがお過ごしでしょうか。
本日、長野県吹奏楽コンクール出場を控えた生徒たちによる演奏会が、音楽室にて行われました。ちょうど別件で、本校にお越しになっていた宮島同窓会長様、三浦同窓会事務局長様にもお声がけし、教職員とともに生徒たちの演奏を聴きました。
生徒たちが披露してくれたのは、明後日8月9日にホクト文化ホールで開催されるコンクールで演奏する「ケルト民謡による組曲」です。
吹奏楽部は、現在ユーフォニアムを演奏する生徒ただ一人で活動しています。一人で熱心に練習を重ねてきた彼を、「なんとかコンクールに出場させてあげたい」という温かい想いが、多くの生徒たちを動かしました。授業で「音楽Ⅲ」を選択している仲間たちが集まり、楽器経験の有無に関わらず、共に舞台に立つことになったのです。
生徒たちの本格的な練習期間は、文化祭が終わった7月中旬からと短いものでした。放課後や夏休みを利用して練習を重ねてきました。短い期間で集中して取り組んだ努力は、生徒たちの演奏からひしひしと伝わってきました。
一人で頑張ってきた生徒と、彼を支えようとする仲間たちの気持ちをまとめ上げ、音楽科のU先生は熱心に指導してくださいました。ありがとうございました。
明後日(8月9日)はいよいよコンクール本番です。一つのハーモニーとなってホクトホールに響き渡ることを願っております。
頑張れ、阿南高校吹奏楽部!