福祉実習 救護施設「阿南富草寮」へ訪問しました
2023年10月12日 13時06分今日、2〜4限の介護福祉演習(3年地域探究コース福祉系選択者)時に、阿南町内ある救護施設「阿南富草寮」へ福祉実習に行ってきました。
救護施設とは、生活保護法第38条の規定に基づく施設で、“身体上または精神上著しい障害があるために日常生活を営むことが困難な要保護者を入所させて、生活扶助を行うことを目的とした福祉施設“です。(全国救護施設協議会HPより)
今日はその富草寮に実際に出向き、施設設備の見学をさせていただき、救護施設の法的位置付けや運営方針、富草寮の事業内容などの説明(講義)を施設長の金田(昌)さんや所長(兼 サービス管理責任者)の金田(道)さんからお聴きしました。
生徒は当然初めてでしたが、自分自身も12年前阿南高校で勤務してましたが、今日が初めての訪問でした。身体や精神の障害、なんらかの生きづらさなどを抱えた方々が、現在この富草寮に100数名利用しているそうです。寮職員のみなさんは、利用者一人ひとりのその人らしい豊かな生活の実現に向けて支援、取り組みを行っており、その一端を垣間見ました。短時間でしたが利用者と会話する時間もとっていただき、中には利用者から綺麗なぬりえをいただいた生徒もいました。
施設長の金田(昌)さんや所長の金田(道)さんとも阿南高校のOBで、お二人以外にも阿南高校出身の寮職員の方もいらっしゃるそうです。12年前勤務していた当時阿南高校生でした塩沢君もその1人、今は立派な介護職員として勤務しておりました。せっかくなので、今の福祉系の生徒に一言挨拶(後輩へ応援メッセージ)してもらいました。
富草寮での実習後、もう一つの事業、居宅生活訓練事業用住宅の泉荘(グループホーム)も見学させていただき帰校しました。
(居宅生活訓練事業用住宅とは、施設に入所している利用者のうち、施設でなく居宅での生活が出来そうな方に、地域生活に近い環境で生活訓練を行う訓練用の住居のこと。普通のアパートみたいなものや、一軒家を改装したものもあるそうです。)