令和５年度校長ブログ

　明日から冬の最後の二十四節気“大寒“ですが、一年で一番寒さが厳しくなるどころか、今日は氷点下にならない暖かな朝でした。

　県南の阿南高校の周辺の自然は、少しずつ春に向けて動き始めています。つい先日、天龍村鶯巣(うぐす)のうぐす梅園の竜峡小梅が開花したとニュースとなっていましたので、阿南高校周辺でも梅の花が咲いているかもと思い、学校周辺をちょっと見て回りましたら、ロウバイ（蝋梅）が咲いてました。

　
　後ろに見える緑色の屋根の建物が阿南高校です。左の遠方には阿南病院と南宮大橋が写っています。

　蝋(ろう)細工でできた梅のような花から、蝋梅（クスノキ目ロウバイ科）と呼ばれています。漢字では梅となっていますが、梅（バラ目バラ科）の仲間ではありません。中国原産の落葉低木樹で、日本には江戸時代に渡来したそうです。このロウバイですがとても香り良い花で、しかも冬の花の少ない時期に花を咲かせるところはウメと似ており、庭木としての人気もありますね。