秋の草花「ツリガネニンジン(釣鐘人参)」
2023年9月13日 12時25分前回紹介しました「ツルニンジン」と同じキキョウ科の「ツリガネニンジン」です。通勤途中の下條村陽皐(ひさわ)で咲いているのを見つけました。
花の形も釣鐘の形で、小さなベルみたいですね。やはり根が薬用人参(高麗人参)の形に似ていることから「ツリガネニンジン」と呼ばれています。
(※ 人参はセリ科、薬用人参はウコギ科で、それぞれニンジンと名がついてますがどれも近縁ではない別の科です。)
かつては秋の草原を代表するようなありふれた植物だったそうですが、現在はそこそこ珍しいのかな?なかなか見ることも少なくなっています。
草丈は意外と大きく1m以上となり、葉もほとんどないスーと伸びた茎に、何段かに分かれて、見た目も涼しげな薄青紫色のやや小型の花(1.5〜2cm)がいくつかがつき、風にゆられると秋の到来を感じさせます。
春の若い芽は、山菜としてとても人気があるそうですよ。