2025年10月20日 13時33分
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郷土芸能同好会が10月18日に東御市文化会館で行われた、長野県高等学校総合文化祭に出場しました。郷土芸能の伝承部門の発表は、会場に来られた多くのお客様にとって初めてご覧になる機会だったのではないかと思います。
本番はリハーサルよりもかなり緊張している様子でしたが、阿南町に古くから伝わる伝統芸能の世界をしっかりと披露することができました。春からこの総合文化祭を目標に部員27名が頑張って練習してきました。人数が多くなったおかげで、盆踊りはステージを広く使うことができ、雪まつりはダイナミックな動きになったと毎回観に来て下さる方からありがたいお言葉をいただきました。
長年ご指導してくださっている保存会の皆様、いつも温かく見守って下さる保護者の皆様、同窓会の皆様、そして阿南高校に関わる全ての方に感謝いたします。
来年は、秋田で行われる全国大会に出場する事がすでに決まっています。これからも頑張ります。




華道同好会では、日頃よりお稽古に励んでいます。この秋、3名の生徒が、お免状を頂きました。
これからも、多くの生徒の皆さんに、綺麗な花を楽しんで貰えるように頑張ります。

先日、3年福祉系を対象に県外企業研修を行いました。
今回は、午後に伺いました内田工業株式会社様及び鶴舞公園の視察の様子についてお伝えします。
現在、3年の福祉の授業では地域の福祉について考える授業を行っています。
まちには様々な公共施設があり、そうした場所は、年齢や障がいの有無を問わず、多くの方に使いやすくニーズ(思いや願い)を満たせる場所であることが求められます。
今回は、まちの公園について考える機会を設け、内田工業株式会社様にお伺いしました。
内田工業株式会社様は、公園設備の設計・製造・施工を行っている会社で、特に3歳未満の子どもや障がいがある方でも使える≪インクルーシブな公園≫を手掛けているそうです。

「インクルーシブ公園」とは、約5年前にできた言葉でインクルーシブ公園とは東京五輪開催をきっかけに今全国の各自治体に浸透しつつある言葉だそうです。
そもそも「インクルーシブ」は、辞書によると多様な背景や特性を持つ人を分けることなく排除されない共生する考え方で教育現場でも用いられています。その考え方を公園でも実現させる言葉だと話を聞いて感じました。
インクルーシブ公園は決まった定義はなく、自治体によってはインクルーシブ公園と用いずに「みんなで一緒に遊べる公園」と呼び掛けている公園もあるそうです。
今回、話をお伺いし公園に求めるものとして、ウェルビーイング(遊び場を通じての幸せの獲得)やユーザビリティ(何度も行きたいと思うか)、そして個々のユーザーつまり使用する人がありのままに遊べる視点が重要だと知ることができました。その上で、他のモノづくりと比較し、長く使用することを想定するモノだからこそ、使う人の声や意見が聞き取っていくことの重要性を教えていただきました。
これまで阿南高校の福祉の授業でも利用者様主体・利用者様の思いを汲み取ることを学んできていましたが、公園や地域・公共においても同じことであることを再認識しました。
その後、社員様と一緒に鶴舞公園の視察をしました。そこには普段の公園では見られない福祉的要素を持った遊具や設備があり、視察した生徒は衝撃を受けると同時に、使用されている方がその空間・時間を楽しまれている様子も印象に残りました。


鶴舞公園を管理されている名古屋市緑化センター様にもご協力頂き、公園で実施されている福祉園芸についてご説明頂きました。障がいがある方が公園の草花を手入れされ、公園とのつながりを持つ取り組みだそうで、その他にも車いすに座ったまま草花と触れ合えるレイズドフラワーベッドの紹介をしていただきました。また、草花を使った自然体験学習についてご説明があり、生徒は実際に匂いや草花の特性を生かした遊びを体験しました。



多くの植物がある阿南町においては、こうした自然体験やワークショップは公園の利用を考えるうえで参考となるお話だと感じました。
今回、福祉の視点や職業の広さを知る目的で実施した研修は、とても充実したものとなりました。
今後の授業で生かし、学校がある阿南町や生徒それぞれの地元で還元できる学習を進めたいと思います。
今回ご対応いただきました企業様、生徒のために快くお引き受けいただき感謝申し上げます。


3年福祉系の生徒対象に、愛知県にある企業に出向き、研修を行いました。
この研修は、より幅広い福祉の仕事を知る事や新たな福祉の考え方を得ることを目的に行われています。
今年は、松本義肢製作所様(小牧市)及び内田工業株式会社様、鶴舞公園(名古屋市)にお伺いしました。まずは、午前中に訪問した松本義肢製作所様での様子をお伝えします。
松本義肢製作所様では、人の手や足の代わりとなる義肢装具及び福祉用具の製作を行われています。
まず、義肢装具の歴史・概要及び義肢装具士の資格の紹介をいただき、その後制作現場の見学をさせていただきました。
現在はパラスポーツをはじめ、スポーツ競技用の義肢といった幅広い用途で制作されていますが、かつては戦争による負傷兵のために製作されていたという過去もあり、歴史を受け止めながら話をお伺いしました。
現在は素材の軽量化やコンピュータ技術の向上によってよりユーザーさんの要望に適した義肢を作ることができるそうです。そのため、ユーザーさんの身体状態や年齢をはじめ、どこで使用するのか、何のために作るのかなど細かく聞いた上で制作されているそうです。今は男性の義肢装具士が多いそうですが、直接身体に触れて採型(型取り)をする工程があるため、ユーザーさんの事を考えると女性の有資格者が増えることがよいとのお話を頂きました。また、有資格者の年齢層も上がっていることから人材育成もしていく必要性も挙げていただきました。
見学後は義足のデモ体験を行いました。生徒からは、痛みや違和感があっては使い続けれないかもと、感じたようで、義足を扱う難しさや義肢を扱う方の専門性の高さを理解することができました。




本日は、福祉に関する授業について紹介します。
阿南高校では、福祉に関する専門の教員がいます。そして、福祉に関するさまざまな授業があります。
介護技術を身に付ける授業や法律や身体の構造・役割を理解する授業といった、体育や社会、はたまた理科の授業と結びつく内容を学習します。
また、手話や点字といったコミュニケーションスキルを身に付ける内容や、福祉現場に出向き実践的なスキルを身に付ける内容もあります。
点字を打つ道具を用いて点字の学習 手話の学習

福祉施設での実習
校内で行う授業にも、福祉施設で活躍されている職員さんや当事者と呼ばれるその分野に関係している人を講師としてお呼びし、授業を行っています。
訪問入浴介護の会社様による入浴デモ体験

福祉施設で勤務する介護福祉士による排泄介助の理解
どの授業も大切にしていることは、相手の立場になって考えることです。
授業では、「利用者さん役になる」「利用者さんの気持ちに立って」という言葉が良く使われます。
ただ単に技術を覚えるのではなく、相手が置かれている状況に生徒自ら体験してみることで、相手が思う気持ちや感情を理解することができます。
そこからどのように立ち振る舞ったらよいか、どのような言葉遣いが良いか考えていきます。
このような実践的な授業を通して、阿南高校では、介護職員初任者研修を修了(取得)することができます。
資格に関する内容は校長ブログ(こちらをクリック)に詳しく掲載されています。ご覧ください。

資格の修了式
6月末に、平石農場のひまわり畑へお邪魔しました。
予定では6月中旬にひまわりの種まきと菜の花の種取りのお手伝いをさせていただくはずでしたが、
雨による休校と重なってしまい、ひまわり畑の草取りとサボテン広場の見学となりました。
まず、野良舞夏(やらまいか)ひまわり倶楽部の方に活動のお話をうかがい、
その後草取り作業に入りました。

ひまわりが15㎝ほどに生長していますが、雑草も一緒に大きくなるので一面緑の畑です。
ひまわりだけ残し、雑草を抜いていきます。
炎天下での作業だったため、いつもの元気よさが少々抑えられていましたが、
ひまわりの周りの雑草を丁寧に抜いていきました。

8月にきれいに咲きほこったひまわり畑を見たことがある生徒もいますが、
ひまわりをきれいに咲かすまでの地道な作業に参加するのは初めてでした。
野良舞夏(やらまいか)ひまわり倶楽部のみなさんのご苦労を知る、よい体験になりました。

作業の後はサボテン広場に移動し、地元の方が丹精して育てられた立派なサボテンを見学しました。
2025年6月15日 09時50分
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令和7年度下伊那地区生徒会連絡協議会が6月14日(土)に本校を会場に実施されました。
下伊那地域では今後6月末から各校の文化祭が予定されています。それも踏まえて、同地域の各校から役員の皆さんに参集いただき、2つの分科会(それぞれのテーマは「生徒会活動全般について」と「文化祭について」)で交流、それぞれの学校のオリジナルなことや共通した悩みや課題等について活発に意見を交換できて、また会の運営に携わることができた本校生徒会役員諸君も有意義な時間を過ごせました。

2025年6月14日 09時42分
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先週植え付けたさつまいもの苗が順調に根付くようにと、水を与えました。苗の状態は良さそうです!

2025年6月13日 17時46分
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本校には茶華道同好会があります。
茶道の稽古(お点前)の場面に出くわし、ご相伴(お菓子と抹茶)にあずかりました!


2025年6月5日 17時31分
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クラスマッチ終了後、グランドの一隅に有志生徒がさつまいもの苗を植えました。
近くにお住いの本校の大先輩に教示いただきながら150本ほどの苗を予めマルチを張って整備していたスペースに定植しました。最終的には収穫できたさつまいもで何かイベントが計画できれば、と考えていますが、この先栽培作業をがんばりたいと思っています。




2025年6月3日 17時20分
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3年生進路活動の一環としてハローワーク主催の管内事業所見学会に希望者22名が参加しました。
参加に先駆けて本校進路指導主事から参加に当たっての注意点や心構えについて再度確認がなされました。
いよいよ今年度の進路活動も本格的にスタートです。

2025年6月2日 16時59分
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2年生地域探究Ⅰではここ数年恒例となっている田植え作業を行いました。
阿南町の信州アトムさまにご指導いただき、同社が管理する水田に出向いてぬかるむ足元に悪戦苦闘しつつの田植え。秋の実りを祈りつつ、水田を後にしました。




2025年5月27日 18時13分
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本校までの「遠足」ということで近在の大下條保育園より園児さんと園長先生ならびに保育士さんたちが来校してくれました。思いがけず外から聞こえてきた園児さんたちの楽しそうな声に本校生徒たちにも思わず笑顔がこぼれました!最後は大きな声での「バイバーイ!」で帰路につかれました!!



今年度のフィールドワークが始まりました。
今回は新野の農村文化伝承センターを訪れました。
阿南町教育委員会の方の説明を聞きながらの見学です。
今年の2年生は、雪まつりの白開と盆踊りの切子灯籠の細工の細かさに目を奪われていました。

八連蔵の歴史民俗資料館も見学しました。
現代の高校生には珍しい展示物が多く、興味津々でした。
また、祖父母の家にあるものは使い方をみんなに説明してくれました。

これから11月まで、町内の各所へ農業体験や文化体験にお邪魔します。
実際に見聞きする中で、高校生活を送っている阿南町への理解を深めてほしいと願っています。