阿南の秋の草花「キバナアキギリ(黄花秋桐)」
2023年9月30日 08時00分黄色のサルビアみたいな花ですね。
それもそのはず、キバナアサギリの学名は Salvia nipponica と属名はアキギリ属=サルビア(Salvia)なんです。種名はニッポニカ(nipponica)ですので、学名から見れば「日本のサルビア」です。
ちょっと難しい話になってしまいますが、生物学において世界共通で生物には学名がついていて、種名と属名で表しています。この表し方を二名法と呼び、生物の分類学では超有名なリンネによって提唱・体系化されました。Homo sapiens (ホモ サピエンス)なんか聞いたことがあるのではないでしょうか。 Homo sapiens とは我々ヒトのことですよね。
さて、話はキバナアキギリに戻します。
この花ですが、国道151号沿いのホームセンターから入って阿南第一中学校へ行く途中の道の林縁で見つけました。葉っぱが桐に似て秋に淡い黄色の花が咲くことから「キバナアキギリ」と名が付きました。
この花ですが、国道151号沿いのホームセンターから入って阿南第一中学校へ行く途中の道の林縁で見つけました。葉っぱが桐に似て秋に淡い黄色の花が咲くことから「キバナアキギリ」と名が付きました。
花の先から紫色した細い角(ひも?)見たいのが伸びてますね。そちらはめしべの一部です。写真を撮っていると、ハナバチが蜜を吸いに寄ってきてました。ご覧の通りハチは頭を突っ込んで蜜を吸っています。潜った時に背中に花粉が付着し、確実に細く伸びためしべに受粉するようなっているそうで、なかなか植物たちも子孫を残すために考えてますね。