阿南の初夏の草花『シャガ』
2023年5月15日 14時19分学校のすぐ北側を流れる「鬼渡沢川」。その沢谷のやや湿った木陰に、白っぽい紫色したアヤメを小さくしたような花が咲いてます。シャガです。
シャガは中国原産のようで、かなり古くから日本に入ってきた帰化植物だそうです。日陰の暗いところでひっそりと、蝶が舞うような美しい花を咲かせてます。また、三倍体(*)のため種子は作られず、茎が地下を這って繁殖し、たくさんの花を咲かせます。そのため「決心」「私を認めて」「友人が多い」が花言葉となっているそうです。
今年は4月中下旬から咲き始め、そろそろ花の季節も終わりに近づいています。
今年は4月中下旬から咲き始め、そろそろ花の季節も終わりに近づいています。
*三倍体:通常の生物は父親由来と母親由来の染色体を2セット持つ二倍体ですが、3セットもつ個体を三倍体といいます。(突然変異の一種です。)秋に咲く「ヒガンバナ」(別名 曼珠沙華)も三倍体です。