高校生だからこそ、挑戦を! —OB吉岡光多朗さんのエール—
2025年10月22日 15時05分本日、阿南高校では1年生を対象に進路講話を実施しました。
講師は平成19年度卒業生の吉岡光多朗さん。現在30歳半ば、社会福祉法人ひだまりの郷あなん 放課後等デイサービスひなたぼっこで児童発達支援管理責任者として活躍されています。
高校卒業後は大学でスポーツ健康科学を学び、野球部にも所属。卒業後は地元に戻り、福祉の現場で子どもたちの支援に尽力されています。
高校時代は3年間クラスルーム長(学級長)を務め、野球部ではキャプテンとしてチームを牽引。私が阿南高校に赴任していた頃の在校生でもあり、明朗でとても責任感の強い生徒だったことをよく覚えています。
講話では、高校時代に力を入れていたこと(野球だったそうです。)、進路を決めたタイミング、そして日々の過ごし方について、率直に語ってくださいました。等身大の先輩からの話に、生徒たちは真剣な表情で耳を傾け、講話は終始温かな雰囲気に包まれていました。
印象的だったのは、講話の最後に語られたメッセージです。
自分を大事にしてほしい。
悲しい時、嬉しい時、なぜそう感じるかを考える。自分に向き合う時間が大切です。
高校生だからこそ、いろんな体験・挑戦・失敗をしてほしい。
失敗の中に“コツ”がある。うまくいかないことがわかったら、それは前進。ポジティブに捉えてください。
とにかく行動すること。まず何かをやってみる。
自分が動かなければ何も始まりません。社会人に必要なのは“すぐ動ける人”です。
吉岡さんの言葉には、現場で子どもたちと向き合う日々の実感と、高校生への深い願いが込められていました。
あなたが今、挑戦してみたいことは何ですか?