阿南高校 校長ブログ

令和5年度 2学期終業式

2023年12月27日 09時23分
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 昨日12月26日(火)は、2学期最後の授業と終業式でした。冬の寒さや生徒の体調等を勘案し、オンラインでの実施でした。校長あいさつ(講話)に続いて、2学期に活躍した生徒の表彰、係(生活指導)からは休み中に関する諸注意や連絡がありました。

教室での終業式の様子です。
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「2023ホームプロジェクトながの」において審査員特別賞を受賞しました、2年生の横畑希来さんの表彰です。
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JICA元海外協力隊員 寺内さん、アフリカでの体験を語る(出前講座)

2023年12月20日 13時10分
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先週の12月15日(金)、3年生の英語授業(コミュニケーション英語Ⅲ)の時間、JACA(国際協力機構)の出前講座を行いました。講師は元青年海外協力隊で東京都在住の寺内啓人さんを迎え、異文化への理解を深め、国際協力の意義を学ぶ目的で、アフリカのナミビア共和国等での生活を写真やビデオで紹介いただきました。
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寺内さんですが、大学卒業後は民間企業に勤めましたが、海外旅行をきっかけに「現地で働いてみたい」と思い、20代後半、JACAの青年協力隊員となってアフリカのナミビアに赴任。同国の専門学校で講師をされたそうです。現在は東京でフリーランスのWebエンジニアのお仕事をされています。

次はナミビアの市場の屋台の様子と料理の写真です。
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寺内さんは「持っている技術・経験を生かし、開発途上国の人々のためにとナミビアに赴任したが、逆にナミビアの人たちから多くのことを学んだ。」と語っていました。講義後は受講した生徒からも寺内さんに質問が飛び交っていました。

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地域の新聞に様子が掲載されましたので、よかったらそちらもご覧ください。

南信州新聞電子版(minamishinshu.jp)
「興味があれば行動を」  JICA元協力隊が阿南高校で出前講座

中日新聞Web(chunichi.co.jp)
アフリカでの体験、阿南高生に語る 元海外協力隊員「自発的に行動を」

1年B組 Hand Bell Concert

2023年12月20日 12時31分
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先日(12月18日)の1年A組音楽選択者によるハンドベル演奏会に引き続き、今日は1年B組の音楽選択者による演奏会が行われました。
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ツリー組は「あわてんぼうのサンタクロース」と「赤鼻のトナカイ」、リース組は「ひいらぎかざろう」と「小さな世界」を演奏しました。
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今週末はクリスマスイブ、この時期はハンドベルの音色が似合いますね。

長野県高等学校野球連盟 南信支部優秀選手表彰

2023年12月18日 17時23分
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本校野球部3年生の熊谷 佑之将 君が高野連南信支部優秀選手として表彰を受けました。
この賞は3年間に渡って文武両道に活躍してきた選手に贈られるものです。
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この夏、長野オリンピックスタジアムで行われたの長野大会では、阿南・阿智・蘇南との連合チームのセンターで出場し、見事延長戦を制し(1回戦)勝利しました。

1年A組 Hand Bell Concert

2023年12月18日 10時06分
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1年A組の芸術「音楽」選択者(2班)によるハンドベル演奏会が、本日の1時限に視聴覚教室にて行われました。
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最初は“リボン組”による、「よろこびの歌」と「あわてんぼうのサンタクロース」の演奏です。
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2組目は“ベル組”です。こちらもクリスマス・年の瀬にふさわしい「赤鼻のトナカイ」と「小さな世界」を演奏しました。
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両班とも大変緊張した面持ちで、一生懸命各自のパートのハンドベルを振っていました。ハンドベルの演奏は、みんなで演奏するからこそ難しさがありますね。打つ(振る)タイミング、打つ強さ、合わせることや音の止め方などなど、、、。また、12月に入ってインフルエンザが流行り、1年生は学級閉鎖までは行かなかったもののインフルエンザに罹った生徒もちらほらいて、全員揃っての練習はできなかったと思います。

2023年も残すところ2週間となりました。今日は美しい音色で心に響く演奏を、ありがとうございました。

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「探Qフェスティバル2023」に参加しました。

2023年12月16日 19時23分
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~みんなおいでよ!一緒に創ろう、おもしろい場所(とこ)~

長野県内の高校生が取り組んだ探究活動や課題研究の成果発表をはじめ、連携授業や海外での学び、国際交流等の体験報告など、長野県総合教育センターに一堂集まって「探Qフェスティバル2023」が今日開催されました。

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開催行事での内堀教育長のご挨拶
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昼休みのイベントに阿南高校も参加して、ポスターセッションを行ってきました。

昨年ユネスコの無形文化遺産に登録された風流踊新野の盆踊り~市神様って何?~」と、その時飾られる「切り子灯籠」についての調べた探究発表を、3年生の二人がポスターを使ってプレゼンテーションおよび質疑応答しました。
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説明後には切り子燈籠の下、本校の生徒が新野の盆踊りを披露しました。
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フェスティバルに出席された他校の校長先生や教頭先生にも盆踊りに参加いただきました。

地域探究Ⅱ 発表会

2023年12月15日 19時37分
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自分自身でどうして?何故?といった問いに対して、自分なりに仮説(理由や考え)を立て、情報を集めて分析・検証し、まとめたものをみんなの前で発表する。3年生地域探究コースでは4月より一人ひとりが探究に取り組んできました。今日はコースの代表者6名による発表会を行い、先生方にも見てもらいました。

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代表6人の発表の様子と探究テーマは以下のとおりです。

「新野の盆踊り 〜市神様って何?
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「霜月祭りの違いとは?」
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「おどもカフェって知ってる?」
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「花火について」
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「リニア中央新幹線開通による影響」
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「ただのマラソンじゃない! 〜うるぎトライアルRUN〜」
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予測不能で正解のないVUCA(ブーカ)の時代、自分で考え自分で解決を目指す力が必要と言われています。この探究学習を通して身につけた「主体性」「実行力」「課題設定・解決能力」といった力を、(高校卒業後の)社会で発揮していって欲しいと願います。

読書に親しむ ー 読書旬間12/12(火)~20(水)

2023年12月13日 09時00分
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昨日から読書旬間が始まりました。
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生徒の皆さんたちは、朝のSHR前10分間「朝読書」の時間です。
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スマホやタブレットなど電子画面があふれている時代ですので、昔ながらの紙の上の文字や絵から本の世界に浸ることはとても大切なことですね。読書を通して、知識を増やし、想像力を膨らませ、ものの見方や考え方を広げていってほしいと思います。

最終日の20日(水)には、図書委員会主催の恒例「クリスマス会」も計画されています。楽しみですね。

日本福祉大学スタディ・ツアー@美浜キャンパス(後半)

2023年12月2日 14時45分
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美浜キャンパス海辺近くのため海風が意外と冷たく、思っていたより寒く感じられましたが、大学生や大学の皆さんの案内のもと、スポーツラボSALTOや図書館等の充実した大学ならではの施設を見て周りました。

午前のスケジュール最後は、福祉学部長の保正 友子 先生による模擬講義です。講義のテーマは「対人援助の基礎技術を学ぼう!」、対人援助に必要な基礎的な技術を演習方式で学びました。
講義のはじめのアイスブレイクでは、非言語的と言語的コミュニケーションを使ったワークとして、バースディチェーン(非言語のワーク)とチョイス4(言語的のワーク)を体験しました。
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コミュニケーションの定義には様々あるようで、保正先生は、生物学者M.スワンソンによる定義「コミュニケーションとは温かさの伝え合いである」を紹介し、いくら知識や情報が正確に伝達されようが、いくら適切な意見がの交換がされようが、その根底に心と心が触れ合い、温かさが通い合わなければ真のコミュニケーションとは言えないと、お話しいただきました。表面に表れる言葉(木に例えると枝・幹・葉)の奥に隠れている感情や思い・心の動きといった根っこの部分を考えてコミュニケーションをとっていくことが重要だと学びました。
心理学の中にメラビアンの法則と呼ばれるものがあり、人と人がコミュニケーションを図る際、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%の割合であることも、今回講義いただきました。人間の感情は、耳や眼から受ける声や顔の表情による感情表現がほとんど(93%)を占め、(言語情報は低く)非言語劇コミュニケーションのウエイトの高さに驚きました。

講義後は楽しみの学生食堂にてランチです。今日は4種類のランチメニューから選んで、大学生と同じフロアの学食で美味しく昼食をいただきました。

昼食後は大学生との交流会です。大学生2人からキャンパスライフの紹介がありました。
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2人とも大学4年生で、卒業研究もほとんど終わり、大学生活も残すところ数ヶ月の2人です。写真2枚目の「ミュラーリアの錯視」を説明している彼は阿南高校の卒業生です。
交流会では何グループかに分かれ、高校生から大学生活、大学の授業についてや、高校生のうちにした方が良いことや先輩方の卒業後の進路・夢について質問し、大学生の皆さんは丁寧に親身になって答えていました。
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今日一日、日本福祉大学の入学広報課の方や大学生の皆さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。

日本福祉大学ですが、今年2023年学園創立70周年を迎えたそうです。これを機会に、2025年4月には半田キャンパスに「工学部」が誕生、また、大学の柱でもある社会福祉学部はカリキュラムが刷新(2025年4月)され、(美浜から東海へ)キャンパスが移転(2027年)するそうです。

最後は研究本館5階に登り伊勢湾を眺めました。遠方には対岸の三重県が、空にはセントレア空港から離発着した飛行機が見え、日頃のストレスや嫌なことも忘れ、しばし美しい眺めを楽しみました。
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日本福祉大学スタディ・ツアー@美浜キャンパス(前半)

2023年12月1日 20時22分
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2年生福祉系選択者7名+希望者7名の生徒14名と、自分も含め教職員3名で、愛知県知多郡美浜町にある日本福祉大美浜キャンパスへ訪問し、大学見学や模擬授業等(スタディ・ツアー)を行ってきました。

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先ずは開会企画で挨拶や今日のスケジュールの確認などを行い、大学紹介の説明を聞きました。紹介してくださったのは、大学の入試広報部で(表紙絵がアニメ画の)パンフレットの編集・作成に関わっていらっしゃる増岡さんです。(その増岡さんですが、高校・大学と陸上競技をされ、(東洋)大学4年次には日本インカレ入賞や全国大会レベルで数々の入賞を果たされた経歴のある方です。現在、日福大陸上競技部の副部長として、指導・コーチもされています。)
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大学説明後は、大学生も加わっていただき、大学のキャンパスツアーに出かけました。
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施設見学では、大学自慢の“スポーツラボSALTO“と呼ばれるアリーナ施設(体育施設)を見学しました。
多様な用途や利用者を想定し、2017年4月開設のスポーツ科学部にあわせて新設された施設です。スポーツ演習室(体育館?)はバスケ・バレーコートが3面、屋内ランニングコース、屋内温水プール、トレーニングルーム、ダンススタジオ、スポーツ生理学やバイオメカニクスなどの各種実験室が完備されてました。また、全入口および案内サインに点字表示を設けられ、視覚に障がいのある方にも配慮されてました。トレーニングルームは、車椅子の方にも利用できるよう配慮されているそうです。さすが日福大らしい施設ですね。
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キャンパスツアーの最後に、日福大の学生、スタッフの皆さんと記念写真を撮影しました。
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このあと社会福祉学部長の保正 友子 先生による模擬授業、そして楽しみな学食体験等々と続きますが、後半のスタディ・ツアー内容は後日アップします。(ご期待ください。)

ライフプランを考えよう!!(3年生LHR「金融学習」)

2023年11月30日 20時07分
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今日の3年生のLHRでは、飯田信用金庫のマネーアドバイザー松村さんにお越しいただき、「ライフプランを考えよう!!」と題し、お金について出前授業を行いました。

学校でお金の話?ましてや「投資」の話なんてどうなんだろう・・・

これまでも高校では「クレジットカードやローンについて」だとか「だまされない、トラブルに巻き込まれない」などといった消費目線の教育(講義)はありましたが、将来を見据えて「資産を運用する」という投資目線の教育へと、2022年度の学習指導要領の改訂により、大きく変わり始めています。

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授業の前半は、皆さんがこれまでに育つまでにかかった(使われた)お金についてや、これからの人生においての3大イベント(マイホーム購入、子どもへの教育費、老後生活資金)についてなどをスライドを交えながら確認・学習しました。それにしても当たり前に思えている人生って、本当にお金がかかりますよね。

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最近は、コロナやウクライナ問題、そして円安といったことが
関係して、あらゆるものの価格が値上がりしています。いやゆるインフレが生じてますね。にもかかわらず、バブル崩壊後日本では低金利政策が続き、銀行の金利は限りなく0%に近い状態が続いてます。つまり、蓄えたお金が物価高で目減りしてしまうのです。

そこで、将来を見据え、蓄えを増やす一つの方法として資産運用の話となっていくのです。
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金融広報中央委員会の『金融教育プログラム』では、いきなりお金儲けの話に飛びつくのではなく、金融教育とは「お金や金融のさまざまな働きを理解し、それを通じて自分の暮らしや社会について深く考え、自分の生き方や価値観を磨きながら、より豊かな生活やよりよい社会づくりに向けて、主体的に行動できる態度を養う教育」と解説されてます。
高校生の皆さんには、これからの人生、きちんとした正しい知識を身につけて、自己で判断し行動していって欲しいと願うばかりです。

大切なお金、大事に使いたいですね。

秋季クラスマッチ②

2023年11月29日 16時06分
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本校では、クラスマッチは年3回行っていますが、秋のクラスマッチは9月と11月に行っています。今日は「秋季クラスマッチ②」ということで、男女でそれぞれバスケットボールと男女混合でグランドゴルフを行いました。グランドゴルフは今回初めての試みで、6ホールで競い合いました。

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男女一緒にプレーでき、ほのぼのと和気あいあいに楽しめとても良かったと思います。自分も参加させていただきましたが、なかなか思う通りにはいかず、特に近づいてからが結構難しく、玉がポストを何回か通り過ぎてしまうこともありました。

一方、体育館のバスケットボールでは、白熱した試合が繰り広げられ、クラスメイトへ熱が入った声援が響いていました。
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閉会の表彰式後は各クラスごと集合写真を撮る姿が見られました。特に3年生の皆さんは、高校での生徒会行事もこれで最後ですので、高校生活でのいい思い出の1ページが作れたのではないかと思います。
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新体育員会の皆さん、皆さんにとって初めての生徒会行事の企画運営でしたね。苦労もあったかと思いますが、ご苦労様でした。(また、陰で支えていただいた体育科の先生方、ありがとうございました。)

飯田コアカレッジ模擬授業&信州大学出前授業

2023年11月24日 15時12分
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11月22日(水)、2学期期末考査最終日のテスト終了後、2年生の進学希望者(25名)対象に、(高校卒業後の)上級学校の先生にご来校いただき、模擬授業・出前授業が行われました。

飯田コアカレッジからは、校長の牧島 晃 先生とITスペシャリスト学科の渡辺優希 先生に、信州大学からは、信州大学の理学博士 伊藤 冬樹 教授に理科化学を講義していただきました。写真は、後者の理科化学の出前授業です。

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授業のテーマは「結晶化」です。身近な結晶というと食塩(主成分はNaCl(塩化ナトリウム))を思い起こしますね。無秩序な(イオンの)集合体の食塩水から、秩序ある原子の並びの結晶(個体)に変わる瞬間を捉えた写真・映像を紹介していただきました。研究は、東京大学の研究グループによるもので、なんでも世界初だそうです。(もっと詳しく知りたい方は、東大のホームページをご覧ください。)
生徒からも、「おぉ〜」と感嘆の声が上がっていました。
特殊な顕微鏡(2枚目の右上)とノイズを除去するためのソフトなどを駆使して、原子レベル(ナノの世界)で、結晶のできる瞬間を解明(映像化)したそうです。
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さすがに原子レベル(ナノの世界)の観察は高校ではできないので、伊藤先生は見てよくわかる「試験管内で雪を降らせる実験」=塩化アンモニウム(NH4Cl)の再結晶化を実演し見せていただきました。それがこちらです。
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本物の雪ではないです。試験管内で白い結晶(=塩化アンモニウム)が生まれ、静かに沈んでいくのが雪のように見えるため、このように呼ばれています。
生徒は食い入るように眺めていました。

試験管内で雪を降らせる実験の動画(13秒)

mp4ファイルはこちら

飯田コアカレッジの牧島校長先生、渡辺先生、信州大学 教授の伊藤先生、今日は生徒のために模擬授業(出前授業)、ありがとうございました。

下伊那実験研究会 @阿南

2023年11月22日 19時40分
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今週、月火水の3日間で2学期期末考査が行われました。ひと先ずは、生徒の皆さん、テストご苦労様でした。日頃の地道な努力、成果は発揮できたでしょうか?休み明け、随時テストが返却されていきますが、結果に一喜一憂するのではなく、テストは終わってからが大切!次への目標を掲げて、更なる成長に向けて努力を積み重ねていくことを期待しています。

さて、生徒の皆さんがテストを行っている間の昨日(11月20日)ですが、阿南高校を会場に、『下伊那実験研究会』が行われました。飯田下伊那の高校の理科助手の先生方が集まって、日頃の経験などから、より操作しやすく、より結果が分かりやすい工夫をあれこれ試行錯誤しながら、実験の研究を行いました。その中の、【酸化・還元と電子の流れ】と【硫黄の同素体】を研究しているところに参加させていただきましたので紹介します。

【酸化・還元と電子の流れ】
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ちょっと難しい話になりますが、片方で電子を失い(=酸化)、もう片方で電子を受け取る(還元)ことによって、電子は流れます。(これが電池の原理となっていますね。)今回は、時間とともに酸化と還元の電子の授受(失う・受け取る)によって、赤紫色の電極(過マンガン酸カリウム水溶液を浸したろ紙を巻いた方)に色の変化が見られ、電圧計だけでなく視覚でも確認する実験を見せていただきました。

【硫黄の同素体】
先ず、おさらいしましょう。同じ元素なんだけど、性質が異なるもの同素体と言います。例えばダイヤモンドと木炭や石炭、酸素とオゾン、っといったものです。今回の主役は硫黄(S)なんですが、身近にあるものではないのでピンと来ませんが、硫黄の同素体には“斜方硫黄”“単斜硫黄”“ゴム状硫黄“があります。
ゴム状硫黄ですが、学校でよく使う硫黄の試薬で実験を行うと、たいていこげ茶色の汚い色のゴム状硫黄となってしまいます。硫黄らしい美しい黄色のゴム状硫黄を作るには、高純度の特級試薬(99.5%以上)を用いると、写真のようなゴム状硫黄が作れるそうです。

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続けて、斜方硫黄の再結晶化にもチャレンジしました。
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学校で何気なく行っている実験も、このような先生方の日頃からの創意や工夫などのおかげで行われていることに、心から感謝いたします。これからもアイデアを持ち寄い研究しあって、楽しくて分かりやすい実験をお願いします。

お茶の花

2023年11月15日 20時28分
校長ブログ
皆さんはお茶の花をご存じでしょうか?

秋も深まるこの季節、白く可愛らしい花が、やや控えめにうつむき加減で咲いています。
お茶は「チャ」とか「チャノキ」と呼ばれ、ツバキ科の仲間で、ご覧のとおり、サイズこそだいぶ小さめ(約3cm)ですがツバキ(椿)やサザンカの花によく似た花が咲きます。開花時期は結構長く、飯田下伊那では10月から12月まで見ることができます。
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IMG_1948お茶を栽培している茶畑では、茶葉に栄養が十分行き渡るように、花は摘み取ってしまうそうです。昔より温暖な飯田下伊那では自家消費用にお茶を栽培もしてましたが、庭の垣根としてもお茶が植っており、晩秋、垣根の茶(チャ)の白い花が咲いているところが随所で見られます。

阿南高校周辺でもお茶を栽培している農家さんもいらっしゃますが、さらに南でも茶畑が見られます。天龍村の中井侍銘茶や遠山郷南信濃の赤石銘茶が有名です。(2023年6月23日校長ブログ「進路講話に行って来ました。」参照)

ところで、地図記号で使われているお茶畑の印、ご存じでしょうか?
「∴」がお茶畑を表します。・が三つの由来は、お茶の実なんです。お茶の実を割ると三つ種入っている姿を形どったと言われてます。
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