校長ブログR6
本日より3日間(5月23日まで)、1学期中間考査が始まりました。
今朝も登校時、校門にて皆さんに挨拶しましたが、気合が入っているのか、いつよもり早めに登校してきましたね。この1週間、朝の始業前の10分と授業後の放課後20分間、テスト前学習に取り組んできました。またそれぞれで、帰宅後も家庭においてテスト勉強に励んだと思います。
1年生にとっては高校入学後初めての定期考査であり、授業の進みや内容も難しくなり、中学時とは違った戸惑いや不安の中、1限“英語コミュニケーションⅠ“のテストが始まりました。皆さん集中して真剣に取り組んでいました。
2、3年生も頑張っています。
明日明後日、あと2日考査は続きますが、少しでもいい結果を出せるよう、もう一踏ん張り“テスト学習”に取り組んで臨んでください。
みんな がんばれ!
校長ブログR6
写真好きの1年生8名が集まって、この春写真同好会が発足しました。
こちらの写真が1年生の階(教室棟4階)の廊下に展示されています。
どれも南信州の春の暖かな風景写真で、ちょっと幸せな気持ちになれ、ほのぼのしますね。
自分(牧内)も一眼レフのデジタルカメラを持って一時は写真を楽しんでいましたが、最近はほとんど持ち歩いておらず、もっぱらスマートフォンでの撮影です。今回の写真はスマホではなく一眼のデジカメで撮った作品もあり、なかなか本格的に写真を趣味にしている生徒もいます。
今日は同好会メンバーが集まって、全国高等学校写真選手権大会「写真甲子園」に応募する写真を選んでいました。
何気ない風景や目に止まったもの、感じたものを写真というカタチに収め、お気に入りの写真を是非披露していってください。とても楽しみにしています。
阿南高校には以前“写真部(同好会)“はあったのでしょうか?
調べてみると、昭和43年(1968年)度の交友会誌(生徒会報)の新旧生徒会役員名簿に写真同好会長名が載っていました。43年以前の会誌の名簿には記載がなかったので、初代は多分56年前ですかね。1990年(平成2年)度までの会報には写真同好会の記載がありましたが、それ以降は(調べ方が悪いのか)記録が途絶えています。そうすれば、34年ぶりの同好会復活となりますね。
校長ブログR6
とても清々しい朝です。昨日は雨でしたので、今朝から晴天はとても気持ちが良いです。いつも通り校門前で生徒の登校を出迎えていると、“トッキョ キョカキョク(特許許可局)”と、ホトトギスの鳴き声が聞こえてきました。初ホトトギスです。(R5校長ブログ)
来週の5月21日(火)から1学期中間考査となります。それに合わせて、今日より1週間、テスト前学習が始まりました。
さすが3年生です。最上級生となり、また自分の将来や進路を見据えて、テスト前学習もすごい集中力です。
こちらは1年生。
入学して1ヶ月半経ちましたが、中学と違って授業進度も速まり、授業内容もより専門的に難しくなっているのではないでしょうか。こちらも一生懸命に取り組んでいました。
🌸阿南花blog
阿南町の富草、R151号線沿いの沢にちょっと入った林内で、アジサイに似た白い花が咲いてました。藪に生えていて、手鞠のような花を咲かせることから「ヤブデマリ(藪手毬)」と呼ばれています。
確かにうっそうとした藪の中で見つけましたが、花はちょっと手鞠のようには見えませんね。ただ、この季節、庭木でよく見かける白く大きな鞠状の花の「オオデマリ(オオデマリ)」はこのヤブデマリの変種だそうです。そう言われれば、葉の形もかなり似ているし、テマリの名も納得ですね。
花びら(花弁)のように見える部分は、実はガク片で、装飾花と呼ばれています。実際の花の部分は真ん中の小さな小さな星形の粒のような花が本当の“花”になります。以前(R5年の校長ブログ)紹介した「タマアジサイ」や「ノリウツギ」と同じタイプの花です。これらは同じ仲間のアジサイか科アジサイ属ですが、今回のヤブデマリは“ガマズミ科ガマズミ属”で、花の形状は似てますが全く異なる仲間です。しかも樹高も意外と高く、大きいものは5〜6mぐらいにもなるそうです。
花(花弁)に見える白い部分をよく見ると、5つに裂けて水平開いてますが、何故か一つだけ極端に小さいです。そういえば、ちょっと前に紹介したオオツクバネウツギも一つだけ小さかったですね。何か意味があるのかなぁ・・・?
🌸阿南花blog
今この季節(GW明け)、山地や里山の所々で、階段状(水平)に枝を広げ、ややクリーム色した白い小さな花をたくさん咲かせている樹木が見られます。
ミズキ(水木)です。
樹高は5mから10mくらいもある大きな樹で、テーブル状に何層も広がって白い花を咲かせるため、遠くからもとてもよく目立ちます。名前の由来は、根から水を吸い上げる力が強く、春先に枝を切ると水のような樹液がが滴るところから「水木」と命名されたそうです。
ミズキの材は白くきめが細かく削りやすいため、コケシやコマによく使われているそうです。 毎日通っているR151から見える里山ですが、国道沿いの川路や三穂下瀬ではミズキほとんど見られないのですが、下條をの陽皐(ひさわ)辺りから数多く見られます。(阿南高校周辺でも見られます。)何か理由がありそうで調べてみたら面白そうですね。
余談ですが、みなさんは街路樹によく植っている「ハハナミズキ」はご存知ですよね。サクラが終わった頃、白色やピンク色の花が咲く樹です。ちなみにあのハナミズキはミズキの近縁種でアメリカが原産の樹木です。花のサイズは全然違うけど、似てますね。
校長ブログR6
明日からGWの連休に入りますが、そのGWを挟んで今日から5月10日まで「読書週間&朝読書」となります。阿南高校は春と冬の2回、読書週間が行われています。
生徒の皆さんたちは、朝のSHR前10分間「朝読書」の時間です。
校内の読書週間のポスターにある「この一行に逢いにきた」は、読書推進運動協議会で行っている読書週間(今年は10月27日〜11月9日)の今年の標語だそうです。調べてみると、標語の作者は中山実穂さんで、『 本の中にグッとくる一行があって、何度も何度も目でなぞり、ついには暗記してしまう。作者はこの一行のためにこの本を書いていて、読者はこの一行に出逢うため読んでいるのだと思うとき、幸福になる自分がいます。』とコメントがありました。グッとくる一行との出会いが、想像力が膨らませ、ものの見方が広がっていくことに幸せを感じるのだと思います。
こちらは毎年恒例の「先生のおすすめ本」です。
先生方の「グッときた一行」はどのフレーズだったのでしょうか?
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枝の先に二輪ずつ、ややクリーム色でラッパ状の花が、垂れ下がって咲いています。
阿南町の大下条(阿南町役場の北側の裏山)で見つけました。
以前紹介した
スイカズラと同じようにクリーム色で二輪ずつ咲くところは似ていますが、ツルでなく樹に咲いている花だし、、、と、その場では何の花かわかりませんでしたので、写真に収めて後から調べました。
どうやら「オオツクバネウツギ」(大衝羽根空木)のようです。花の付け根の萼片(がく片)が正月に行う羽子板の羽=衝羽根(つくばね)に似ているところが名の由来のようです。確かに似ていますね。
近い仲間に「ツクバネウツギ」があるようですが、見分け方はツクバネ(衝羽根)の違い。ツクバネウツギは同サイズのものが5枚、オオツクバネウツギも5枚ですが1枚だけ小さいとのこと。また、開花時期もちょっと異なり、オオツクバネウツギはツクバネウツギより2週間ほど早いそうで、これからの5月にツクバネウツギが咲き始めるようです。
写真の衝羽根(花の付け根の萼片)を見ると、1枚だけ小さいことがわかります。そうするとこの花はオオツクバネウツギですね。
校長ブログR6
本日の6限LHRの時間、第1回生徒総会が行われました。
今年度の生徒会のスローガンは「進歩」〜品のある私たちへ〜 です。
議案書に基づき行動計画や予算等について丁寧に説明がありました。ステージのスクリーンに映し出されていますが、多くの生徒は下を向いています。それは、Google Classroomを使ってタブレットに配信しているからです。昔でしたら資料は紙ですよね。(1年生は今日iPadが届いたばかりですので、さすがにClass room登録はできておらず、スクリーンを見て生徒総会に参加でした。)
生徒は説明に耳を傾け、議案の審議に取り組みました。
生徒総会後は全校で「校歌・応援練習」を行いました。
校長ブログR6
iPadのオープン ワクワク、ドキドキの瞬間です。
待ちに待ったMy iPadが、1年生の手元に届きました。
早速、Apple ID、Touch IDの設定をし、これから授業で使っていくGoogle関係のアプリをダウンロード。そして、Googleアカウントを設定しました。
昔(といってもコロナ前の数年前)の授業と言えば、先生は黒板とチョーク、生徒はノートと鉛筆でしたが、今の学校はタブレットが不可欠。先生は教材や課題の提示や配布に、生徒は課題の作成や提出などといった感じに毎日使っています。そう、利用方法は自由で無限大なんです。
ただ、良いことばかりじゃぁありません。長時間画面の見過ぎで目の疲れや視力低下、ついゲームに動画に気を取られてしまう、書く機会が減ったりすぐネットに頼るなど、デメリットとも隣り合わせ。ルールを決めて、上手に使っていって欲しいと思います。
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先日(4月23日)タケノコ狩りで収穫したタケノコですが、ぬかでアク抜きをしておいたものを今日5限の3年家庭科の授業で「ピリ辛メンマ」作りをました。
調理室中に香ばしいごま油の匂いが立ち込み、出来上がりが楽しみです。今日は1時間ほど煮込み、(次の時間で)冷めたところお好みの辛さに調整し、ジップロックに詰め、個々で持ち帰る予定です。
自家製の「ピリ辛メンマ」ラーメンにトッピングするのが楽しみです。
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一見すると見落としがちで、見た目も「これが花?」「葉っぱに花が咲くの?」と思いますが、ちょっと珍しい植物の「ハナイカダ」です。
葉の中央に小さな花をつける様が、葉の筏(いかだ)に花の船頭が乗っているように見えることから、ハナイカダと呼ばれています。それにしても、風流なネーミングですね。
ハナイカダですが雌雄異株で、オスの木とメスの木があり、受粉すると葉の中央に実をつけ(昨年の5月の写真)、夏から秋には真っ黒に熟した実になります。ふつう、雄株の雄花は複数(3〜5つ)の花が、雌株の雌花は1〜2つの花が咲くそうです。
(昨年5月に撮影した若い実と、6月に撮影した黒く熟した実)
こんな小さな花ですが、ミツがあるのかアリが花に寄ってきています。ハナイカダにとってもありがたい、アリが受粉を手伝ってくれてますね。写真を撮っていると、白黒モノトーンの面白い紋様の昆虫がいました。
(近いうちにブログで紹介します。)
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桜の季節も終わる頃、白いブラシのような花を咲かせる樹木が里山のところどころで見かけます。ウワミズザクラ(上溝桜)です。
サクラと名前がついてますが、花だけ見ると、とても桜の仲間には見えません。どうやら、葉が桜に似ているところが名前の由来のようです。
(確かに似てますね。同じで「バラ科」の仲間でした。)
樹高はかなり高い落葉の高木で、大きいものは10m〜20mにもなり、やはり学校までの通勤途中の車の窓からも、この花が咲く時季よく目立ち確認できます。
一つ一つは小さい花ですが、穂状に一斉に咲かせ、長いおしべがふさふさした動物の尾っぽのようにも見え、中々可愛らしい花です。(牧内には、理科の実験で使った試験管を洗う、試験管ブラシにも見えます。(笑))
夏から秋にには赤黒い小さい実をつけ、果実酒として利用されてきたそうです。
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本日6限3年生の『家庭総合』の授業で、隣にある竹藪に行ってタケノコを掘ってきました。(地元の方の許可を頂き、貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。)
タケノコ掘り初体験の生徒もいて、初めは「どこを掘ればいいの?」「どうやって掘るの?」とおっかなびっくりでしたが、要領を得ると、竹藪の中を駆け回り収穫を楽しんでいました。
放課後、調理室であくぬきをし、次の授業でメンマ作りに挑戦します。
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ツツジの中でも開花も早く、サクラが満開から終わる頃の4月中旬、里山の春を彩ります。名前の由来ともなっていますが、枝先に3枚ずつ葉がつく、鮮やかな赤みを帯びた紫色の花が咲くツツジの仲間です。
山地や丘陵のやせた尾根や岩場で自生しているものを時々見かけます。写真のミツバツツジも、自宅(飯田市川路)から阿南までの通勤路のR151号線沿いで見かけたもののです。また、この時季、園芸種としてのミツバツツジも、庭木としてところどころでよく見かけます。
ミツバツツジ類には多くの種類(類縁種や雑種)があるそうで、庭木でよく見るミツバツツジは微妙に花の色が異なっていたり、花の着き具合も自生のものに比べとても花つきがよく豪華なものもありますね。おしべの数も異なるそうです。(自生している本種は5本です。)
ミツバツツジは飯田市の市花となっており、昭和52年の市制40周年記念に制定されたそうです。確かに、天竜峡の川岸の岩場で咲くミツバツツジが、この時季とてもきれいです。