校長ブログR6
昨日の6月22日(日)、阿南高校同窓会「中京支部総会」と懇親会が、名古屋栄の「東京第一ホテル錦」にて開催されました。昨年(コロナウイルスが第5類へ移行され) 4年ぶりの開催に引き続き、今年度も同ホテルにて行われ、阿南からは牧内の他、宮島同窓会長、松澤副会長、木下副会長(S53年卒)の4名で出席させていただきました。また、関西支部長の佐々木孔基様もご参加いただきました。
金山 明弘 中京支部長(S41年卒、千代出身)の他、29名の同窓会員の皆さんがお集まりいただき、支部総会を行いました。総会後は懇親会に移り、昨年出席された方も、また、今年初めて出席された方も、懐かしい高校時代の話に花を咲かせ、素敵なひと時が始まりました。
サプライズにタレントの峰竜太さんが駆けつけて来てくださいました。
ご存知の方も多いと思いますが、峰竜太さんは、下條村出身で阿南高校の卒業生(S45年卒)です。俳優(石原プロモーションに所属され『大都会』や『西部警察』などの出演)の他、バラエティ番組の『アッコにおまかせ!』にも毎週出演されていますね。長年にわたり日本のエンターテインメント業界で幅広く活躍しており、明るい人柄と多才な才能で多くの人々に愛されています。そんな峰さんが名古屋でこの後仕事が入っていたため、中京支部の同窓会にサプライズでお顔を出していただきました。
峰さんの登場で、会も更に盛り上がり、阿南の地で青春を共に過ごした学生時代の楽しい記憶が蘇り、時間を忘れて語り合うことができました。
同窓会の皆様、日頃よりご支援、そして応援いただきありがとうございます。心より感謝申し上げます。本日参加された中京支部の皆さんをはじめ、阿南高校の同窓生の皆さんのご健康とご多幸をお祈り申し上げますとともに、ますますのご発展をお祈りいたします。
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今週のはじめ6月17日(月)、アフガニスタンで女性の人権向上や教育充実に取り組んでいるシャミームさんが本校3年生に向けて「アフガンのいま、女性と子どもたち、そして私たち」を語っていただきました。
シャミームさんはアフガニスタンの首都カブールで、RAWA(アフガニスタン女性革命協会)に所属し活動されている28歳の方です。RAWAを支援する日本の市民団体が企画され、阿南高校をはじめ全国9カ所(広島・京都・大阪・名古屋・室蘭・札幌・東京)で講演が予定されています。なぜ大都市ばかりの中、阿南町なのかですが、日本の市民団体立ち上げに関わってきた尾崎さん(阿南高近くに在住)の紹介で今回実現されました。
講演ではタリバン再支配後(2021年8月~)、いまのアフガンの様子を写真などを交えて紹介し、アフガンで生きる女性の苦悩をお聞きしました。
生徒からは
・アフガンでは男女の差別がひどくびっくりした。タリバンがなんで女性たちの行動を制限しているのわからない。
・人間、性別や年齢、国籍などに関係なく、平等に扱ってもらえる世界になったらいいなと思った。
・自分の身も危険なのに、たくさんの人々にアフガンのいまを伝えたり(講演)、(アフガンの)女性に教育を受けられるような活動をしているシャミームさんはとてもすごい人だなと尊敬しました。
などの感想がありました。
今日(6月19日)の信濃毎日新聞(飯田伊那 地域面)に講演の様子が掲載されてます。そちらも是非ご覧ください。
信濃毎日新聞デジタル版はこちらを「アフガンで生きる女性の苦悩 伝えたい」 現地の女子学校で指導の28歳、阿南高で講演
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飯田下伊那の美術家でつくられてている南信美術会主催の「第80回南信美術展」が、先週の6月9日から本日まで、飯田駅前の丘の上結いスクエア3階で開催されました。
阿南高校関係では、同会員でもある本校芸術科(美術)の小林 智美先生の『白銀』と、生徒の吉村 優那さんの『金魚は茜空』が出展・展示されてました。
ジュニア部門の“ジュニア大賞”には、大空を優雅に泳ぐ迫力のある金魚を描いた吉村さんの作品が選ばれていました。(大賞受賞、おめでとうございます。)
この南信美術会(旧飯田美術協会)は昭和21年に発足し、78年の歴史ある会になります。(発足当初は年2回開催していたこともあって、今回の美術展は第80回となるようです。)2年後の再来年、発足80周年記念展が盛大に開催されるそうです。来年、再来年に向けて、多くの個性ある作品が制作・出展され鑑賞できることを楽しみにしております。
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梅雨入り前の農作業の忙しい時期ですが、同窓会の皆さん方が土曜日の朝、学校周辺の草刈りをしてくださいました。
阿南高校前の道路の法面(のりめん)から弓道場やテニスコートへの歩道ですが、写真からもお分かりのように、とても急斜面で大変なところです。また、朝から強い日差しが照りつける中の作業です。この歩道周辺には、卒業生の桜などの記念樹も植えられており、その記念植栽の下草刈りも行なっていただきました。
途中休憩をとりながら、2時間ばかりで、とてもスッキリと綺麗になりました。
無事に作業終了後、参加いただいた皆さんと記念写真
作業いただいた同窓会の皆様、本当にありがとうございました。
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今日も30℃近くまで気温も上昇し、とても暑い日となりました。阿南高校では恒例の「春季クラスマッチ」が行われました。
校庭では男子ソフトボールが、体育館ではバレーボールが男女それぞれ行いました。
仲間のハッスルプレーに、明るく元気な応援の声が校庭・体育館に響き渡り、楽しく思い出に残る一日となりました。
閉会式では各種目の1位から3位、そして、総合での優勝・準優勝。3位チームが表彰されました。
式後、お揃いのクラスTシャツで記念のクラス集合写真。
3年生は学年集合写真。
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淡い清楚な桃色の花が、山間の小径に凛々しく咲いています。「ササユリ(笹百合)」です。葉が細く、笹の葉に似ていることが「ササユリ」の名の由来です。確かに、花がなければササそっくりです。
日本特産のユリで、中部地方から九州にかけて自生しておりますが、関東では見ることができないそうです。ササユリは繁殖力が弱く、成長も遅い(種から開花まで7〜8年)ため、加えて乱獲や乱開発によって自然のササユリの姿を見ることが少なくなってきているユリです。昨日の信濃毎日新聞にも飯田市大瀬木の梅ケ久保公園のササユリが記事になっていましたが、保護しないと見られない貴重な花になっています。
これからも、この清楚で可憐な姿が見られる南信州・阿南の自然を大切に守っていきたいものです。
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2年生の地域探究コースの生徒は、今日の午後(5、6限)、昨年や一昨年と同じく学校から鬼渡沢川沿いに登った山間にある田んぼに行って「田植え」を行ってきました。準備・指導いただいたのは、やはり同じく前PTA会長の佐々木さんら、一般社団法人信州あなん(通称「信州アトム」)の皆さんです。
今日の天気は天気予報どおり、ぐんぐん気温も上がり(28℃)とても暑い日となりました。これから梅雨の時期になりますが、すくすく育って立派に稲穂が実り、秋の収穫の稲刈りがとても楽しみですね。
泥まみれの田植え長靴を洗って終了。
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御供商店街通り路肩脇で見つけました。
葉の形がナンテン(南天)に、花がハギ(萩)に似ていることから「ナンテンハギ」と呼ばれています。ナンテンとは科が異なり、花の形状からもお分かりのように、こちらは「マメ科」(ハギもマメ科)です。なかなか美しい青紫色の花です。
葉の形はナンテンに似ていますが、葉は2枚ずつ付いているため別名「フタバハギ(二葉萩)」とも呼ばれています。秋の七草で有名な萩(代表的なものはヤマハギ)の葉はふつう3子葉で、今回のナンテンハギはソラマメの仲間のようです。
・2子葉のナンテンハギ と 赤い実のなるナンテン(とのその花)
春の若い芽はアズキナ(小豆菜)と呼ばれ、おひたしや天ぷらにして食べられるそうです。山菜としても親しまれているようですね。
咲き終わった花からエンドウのような実が付き始めています。
花もよく似たヨツバハギと呼ばれる植物もあり、名前のとおり小葉が4枚です。こちらはかなり個体数を減らしており、地域によってはレッドデータブックに記載され絶滅が危惧されています。昨年何箇所かで(多分ヨツバハギを)見かけたので、花が咲く夏から秋、もし見つけることができたら紹介したいと思います。
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昨年の9月、阿南町のある湿地で(たぶん)モリアオガエルを見かけたので、その場所に行ってみました。
すると湿地の水たまりに
たくさんのオタマジャクシがいるじゃないですか。
オタマジャクシのいる水たまりの上を見上げてみると
この泡状の塊は、モリアオガエルの卵塊ですね。
ふつうカエルは水中に産卵するのですが、モリアオガエルは水中でなく樹上に産卵します。ただ卵から孵ったオタマジャクシが(卵塊から落下して)困らないように、水面上にせり出した木の枝(や草)に産卵します。とても珍しい産卵方法ですね。
モリアオガエルはアオガエルを代表種で名前の通り森に住むカエルです。森の中の涼しい場所に生息しています。アマガエル(一番よくみるカエル)やシュレーゲルアオガエルに似ていますが、アマガエルやシュレーゲルに比べるとずっと大型で、眼の(虹彩の)色が赤いのがモリアオガエルの特徴です。去年見かけたカエルは大型ではあったのですが、前から写真に撮ろうとしたら逃げられてしまい、残念ながら眼の色の確認はできませんでした。
↓ 昨年の写真 モリアオガエル(?)
モリアオガエルは飯田市をはじめ多くの町村でも確認されていますが、全国的には生息数はかなり減ってきており、絶滅危惧種や準絶滅危惧種に指定されています。
このたくさんのオタマジャクシがカエルの姿となって、無事に森に帰れますように。
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本日は芸術鑑賞。飯田文化会館に出向いて、インストゥルメンタルユニット『→Pia-no-jaC←(ピアノジャック)』の迫力のある、そして大盛り上がりのLIVEを鑑賞してきました。
ピアノジャックは2005年1月に結成。ピアノ(HAYATOさん担当)とカホン(HIROさん担当)のみのシンプルな構成なんですが、二人で演奏しているとは思えないくらい、とてもパワフルでエキサイティングな音楽でした。
二人のユーモラスなトークも絶妙で、会場(阿南高校と松川高校)全体が二人の世界に引き込まれ、熱く楽しい90分間となりました。
HAYATOさん HIROさん 素晴らしいステージ ありがとう!!
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明日ですが、放課後地元の御供地区の皆さんと一緒に、阿南高校前の道路歩道脇に花を植えます。10数年ほど前から行なっている美化活動の信州ふるさとの道ふれあい事業(通称 アダプトシステム)です。
残念なことに、明日の午後は出張(下伊那地区の高P連の総会&研修会)が入ってまして、一緒に作業できません。(すみません。)それで、このように明日植える花=マリーゴールドと植える前の歩道の写真を掲載しました。
生徒の皆さん、そして地元御供地区の皆さん、よろしくお願いします。
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阿南高校を会場に、長野県高等学校科学協会 理科実習教員の基礎講座が開かれました。講師は本校 阿南の木下先生です。(採用2〜数年目の若い先生方中心の) 16名の先生方が長野県下から集まり、実際に実験を交えながら、薬品管理や実験の準備・片付けの工夫、困った事や聞きたい事などの情報交換、午後は物理「運動量保存の法則」の授業見学&実験などなどと、一日充実したな研修会が行われました。
・薬品庫で薬品管理の注意点などを説明、次は写真は「窒素化合物」の化学実験を説明する木下先生。
・窒素化合物の化学実験では「アンモニアの製法と性質」と「窒素酸化物の製法と性質」。写真は硝酸水溶液(6.0mol/L)に銅片を入れ弱火で加熱。発生する気体を水上置換で試験管に捕集。
午後は実験「運動量の保存の法則」です。生徒の実験の様子も見ながら、同じ実験をやりました。
・台車を走らせ、もう一つの台車とドッキング。ドッキング前と後の運動量(質量×速度)を求めます。
事務局の綿貫先生(中野立志館)、本日の講座講師の木下先生(阿南)、企画・準備、講義など大変ありがとうございました。参加された先生方、今日は一日お疲れ様でした。これからもいろいろ創意工夫され、安全でより楽しくわかりやすい実験をお願いいたします。
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昨日(6月1日)、恒例の阿南高校同窓会の「関東支部総会(と懇親会)」が東京の新宿東口の「日本料理 三平」にて開催されました。昨年はPTA総会と重なったため参加できませんでしたので、大変楽しみに参加させていただきました。阿南からは自分の他、宮島 久男 同窓会長と松澤 康夫 副会長の3名で出席しました。
木下 長義 関東支部会長(19回生、S44年度卒)をはじめ30名近くの関東支部同窓会員の皆さんと、阿南で青春をともにした先輩・後輩と、懐かしい母校と故郷について語り合い、楽しいひと時を過ごされました。
総会後は懇親会。しばしご歓談
玉置 忠博さん(6回生、S31年度卒)による口上「弁天小僧菊之助浜松屋の場」他
熊谷 啓さん(5回生、S30年度卒)は母校校歌の作詞者の土岐 善麿(とき ぜんまろ)先生と作曲者の信時 潔(のぶとき きよし)先生について調べたことを発表されました。
会の最後には、会場の皆さん全員で母校の校歌と信濃の国を歌い、来年度の再会を願って閉会しました。
日頃よりご支援、応援いただき、心より感謝申し上げます。今後も教育環境の更なる向上を目指してまいりたいと思います。関東支部の皆さんのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
<おまけ>
? 新宿にゴジラ出現!!
ゴジラの正体は、新宿歌舞伎町に2015年4月にオープンした「新宿東宝ビル」の8階の屋外テラスに設置されたゴジラの頭のオブジェでした。地上からは約40メートルに、12mのゴジラヘッドが見えます。なんでも、最初の映画のゴジラと同サイズだそうで、誕生60周年を記念して造られたそうです。
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「訓練、訓練。火災発生、火災発生。ただいま社会・福祉科研究室付近から火災が発生しました。」
今日の6限LHR時に火災避難訓練を行いました。朝のSHRには担任より係が用意したプリントを使って、火災時における注意事項を事前学習しました。
生徒たちは先生の指示のもと、「押さず」「走らず」「しゃべらず」「戻らず」速やかに避難でき、阿南消防署の原田 卓さんからも高評価の講評をいただきました。
避難後、消防署員の原田さんからの防災講話では、消火器の取り扱い、阪神淡路大震災を契機に消防の道を目指した事。また、能登半島地震後被災地に派遣され活動した時の経験談を語っていいただきました。その中で、自分自身や家族で備える「自助」、地域で助け合う「共助」、そして消防署や行政が行う「公助」について話され、災害に備えて自分でできること、若い皆さんができることを考えて欲しいと話されました。
突然訪れる災害に直面した時、的確な思考・判断に基づいて、適切な意思決定や行動選択ができるようになりたいです。
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昨年「週間いいだ」に掲載されたことを校長ブログにて紹介しました、本校3年生の村松勇星さんですが、この度「実用数学技能検定」で準1級に見事合格しました。
(写真中央が村松勇星さん、左は担任で数学教諭の丹下先生)
数学検定準1級は、高校3年レベルの問題が出題され、合格率は15〜20%と大変厳しいもので、非常に難易度が高いものです。一次と二次があり、一次は7題出題で70%以上で合格。二次は数理技能を問う選択問題と必答問題があり60%で合格だそうですが、彼の場合全問正解の満点で合格したそうです。数学の理解と応用力を証明する素晴らしい成果ですね。
本当にすごい事です!! 合格おめでとう!!
高校卒業後は大学進学を考えているようですが、これからも学業や人生に更なる挑戦を目指して、頑張って行ってください。応援しています。