校長挨拶
『永えに地域のシンボルたれ』
学校のある阿南町周辺は、温暖な気候と素晴らしい自然環境に恵まれ、国の無形民俗文化財やユネスコ世界文化遺産に登録された郷土芸能の宝庫でもある地域です。下伊那南部地域の熱烈な要望と振興の下、昭和25年(1950年)に開校。以来「郷土に根差し、地域から信頼される学校づくり」を目指し、学校目標「永えに地域のシンボルたれ」をモットーに地域とともに歩み続け、創立75周年を迎えました。
1学年2クラスの全日制普通科で生徒数140名弱の小規模校ですが、それを生かした少人数編成の授業やきめ細かな学習指導を実施しています。1年次は共通科目を全員で履修し、基礎学力の向上を目指します。2年次からは進学コース・地域探究コース(商業系・福祉系)に分かれて興味関心に沿った授業を選択し、地域を支え活躍できる人材を育てます。学習・進路実現の取り組みとして、令和4年度より町と大学とで包括連携協定を結び、地域医療・地域行政を支えるプログラムがスタートしました。また同年、進学を目指す阿南高生のための南宮学習塾(国数英)が南部5町村と同窓会の支援により開塾され、授業内容の定着・応用のほか、英検・数研などの検定受験のサポートが行われています。
部活動は、陸上部、ソフトテニス部、卓球部、弓道部、郷土芸能同好会が県大会や全国総文祭に出場するなど活発に行われています。
着任2年目、今年度もホームページ(校長ブログ)にて学校での様子をお伝えしていきます。多くの皆様にご覧いただけたら幸いです。自然豊かな落ち着いた環境のもと、地域に愛される県最南端の阿南高校で、みなさんとともに未来に向けて一歩一歩踏み出していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
令和6年4月3日 学校長 牧内 千明
沿革・校歌
昭和25年 下伊那阿南高等学校設置許可 同年県立移管
第1回入学式
昭和26年 定時制課程設置→後に随時廃止
昭和32年 第1回阿南高校祭
昭和50年 募集定員225名
昭和57年 募集定員180名
昭和58年 創立30周年記念式典挙行
平成 5年 募集定員160名
平成 9年 1年次よりコース制(進学・情報・福祉)
募集定員120名
平成11年 創立50周年記念式典挙行
平成14年 情報コースを情報ビジネスコースへ改称
平成21年 コース制変更(2年次よりコース制)
平成25年 卒業生1万人達成記念式典挙行
平成29年 コース制変更(進学・情報・福祉・地域文化)
令和 元年 創立70周年記念式典(台風19号接近により中止)
令和 3年 コース制変更(進学・地域探究)