交通安全を体感! 〜装置とシミュレータで安全を〜
2025年7月10日 20時09分本日、全校生徒を対象の交通安全教室を体育館で実施しました。私は残念ながら、中学校への進路講話のため不在にしておりましたが、伊藤教頭が写真で、そして担当のK教諭が資料で、安全教室の様子を報告してくれました。
今回の教室では、阿南警察署の皆様にご指導いただきました。日頃から本校生徒を含め、地域の安全に尽力されている署員の皆様に、心より感謝申し上げます。
教室は、生徒一人ひとりが「自分のこと」として交通安全を、特に自転車の安全運転について考える実践的な内容でした。
写真のように自身の俊敏性や危険予測能力を測る装置を体験しました。生徒たちは、光や条件に素早く反応する中で、瞬時の判断力が交通事故防止に重要かを体感しました。
次に行ったのは「交通安全シミュレータ 危険予測 自転車編」です。生徒たちは写真のように、固定された自転車に乗り、目の前の複数のモニターに映し出されるバーチャルな道路を走行。飛び出しや見通しの悪い交差点など、現実で起こりうる危険な場面を体験し、安全な判断と操作を実感しました。日々の中で自転車を利用する生徒にとって、非常に貴重なシミュレーション体験となった思います。
配布された資料にも重要な情報がありました。
長野県警HP啓発チラシより(特定小型原動機付自転車について)
近年普及が進む「特定小型原動機付自転車(キックボード)」の正しい利用法について再確認するとともに、昨年11月1日に改正された道路交通法についても学びました。特に、自転車乗車時のヘルメット着用努力義務化や、自転車の危険な運転に対する新たな罰則は、安全意識を高める上で非常に大切なことです。
飯田下伊那地域では、今年度に入って高校生の自転車事故が例年よりも多発しております。幸い本校生徒に大きな事故は起きていませんが、決して他人事ではありません。今回の交通安全教室を通じて交通ルールを再確認し、自分の身は自分で守る意識を強く持って欲しいと願っています。