生徒と同窓生が語り合う、阿南高校の今とこれから
2025年11月5日 10時05分11月1日(土)の午後、郷土芸能鑑賞会の余韻が残る中、生徒・教職員・同窓生による懇談会を開催しました。今年で3年目となるこの懇談会は、少しずつ参加いただける同窓生も増え、語られる内容も深まってきています。
前半は、生徒会役員3名(生徒会長・副会長・中央委員長)と新生徒会長の計4名が参加し、今年度の活動を振り返りました。「身だしなみに気をつけるようになった」「計画を立てて見通しを持つことの大切さを学んだ」「情報共有やコミュニケーションの重要性を実感した」など、活動を通して得た学びが語られました。新生徒会長からは、来年度への抱負も力強く語られ、同窓生からは温かなエールが送られました。
同窓生からの「少人数の学校のメリット・デメリットは?」という問いには、「先生や生徒との距離が近く、深い関係が築ける」「おおらかで温かな学校生活が送れる」といった声が上がる一方、「文化祭などの行事やど活動が小規模になってしまう」といった課題も率直に語られました。生徒たちの素直な言葉に、同窓生の皆さんも深くうなずいておられました。
後半は、教職員と同窓生による語らいの時間。今年度の学年の様子や進路状況、福祉系の職業に内定した生徒の話題、部活動の課題、温田駅舎の解体予定などが共有されました。阿南高校の特色化・魅力化、地域との連携強化についても意見が交わされ、夏の「阿南高校と地域の発展を考えるシンポジウム」で示された地域の関心の高さが改めて話題となりました。
授業公開と郷土芸能鑑賞会に合わせて行われるこの語り合いが、今後の阿南高校の未来を照らす灯となることを強く願っています。