今日の午後、校内の３つの教室で同時に探究発表が行われました。3年生進学コース「言語表現探究」と地域探究コース「地域探究Ⅱ」、それぞれの生徒が自分の言葉で学びを語り、教室のあちこちから真剣な声が響いていました。私は３教室を行き来しながら見てまわりました。

多様なテーマと生徒の主体性

　発表テーマは本当に多彩でした。

• 竜峡小梅を使った化粧水づくり• たぬきの皮をなめしてバッグを作成

•南信州ナンバーの影響調査• 地域の温泉や獅子舞の研究

• 救命活動の普及、保護猫活動、やま保育の実践• 吹奏楽部のインタビューやトンボの生態研究　などなど

　それぞれが地域の文化や自然、個人の関心、未来の進路と結びついた探究であり、実際に「作る」「調べる」「インタビューする」「アンケートをとる」といった実践を伴うものが多く見られました。生徒たちが自分の言葉で語り、作品や調査結果を通じて表現する姿に、主体的な学びの力を感じました。

校内発表から地域へ

　このように校内で全員が発表する取り組みは以前から続けてきたものです。その中から各分野の代表者を選出し、1月28日（水）午後には阿南町文化会館を会場に「探究学習成果発表会」を開催します。昨年度から始めたこの取り組みは今年で2回目となります。

ご案内

　当日は、全校生徒はもちろん、保護者や地域の方々、学校評議員、同窓生、そして近隣の中学生にもご来場いただき、生徒たちの探究成果をご覧いただける場となります。生徒たちが自分の言葉で語り、地域と学びを分かち合う姿を、ぜひ会場でご覧ください。

　皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

（当日の詳細な日程などは、HPなどでご案内いたします。）