南信州の誇りを胸に ―郷土芸能同好会、県総文祭へ―
2025年10月15日 17時40分今週末の10月18日(土)、東御市文化会館サンテラスホールにて「第32回長野県高等学校総合文化祭 総合フェスティバル」が開催されます。
県内33校、約220名の生徒が参加し、吹奏楽や合唱、軽音楽、ギター・マンドリン、ダンスなどのステージ発表に加え、書道・美術工芸・写真の展示や文芸部誌の紹介など、文化系クラブの活動成果が一堂に会します。入場は無料で、どなたでもご覧いただけます。
本校からは郷土芸能同好会が出演し、地元阿南町に伝わる「新野の雪祭り」と「新野の盆踊」を披露します。いずれも国の重要無形民俗文化財に指定されている伝統行事であり、地域の誇りを背負っての舞台です。部長の山上慎太さんを中心に、生徒たちは放課後の体育館で太鼓や舞の練習に励み、昼休みには笛の音を一人で磨く姿も見られました。その真剣な表情からは、伝統を受け継ぎ未来へとつなげようとする強い思いが伝わってきます。
10月12日付の信濃毎日新聞でも「和太鼓や祭りの舞、高校生が表現」と紹介されました。
記事では、阿南高校郷土芸能同好会が「新野の雪祭り」の一幕を再現することや、生徒の意気込みが取り上げられてました。信濃毎日新聞Web記事
昨年の全国高校総合文化祭(岐阜大会)での経験を、今度は県民の皆さんに「南信州の文化」を届けます。若者たちの真摯な表現と地域文化の力強さを、是非ご覧ください。