放射状に広がった花「シシウド(獅子独活)」
2024年9月10日 14時14分阿南町の深見池周辺の日当たりのいい土手斜面に、白く小さな花が放射状(線香花火の様)に密集して咲いています。他の雑草に比べ一際高く(2m近く)、とてもよく目立ちます。セリ科の「シシウド(獅子独活)」です。
この植物の葉がウド(ウコギ科)と同じような独特の臭いがあり一応食べられるが、苦味があってイノシシぐらいしか食べないことから「シシウド」と名がついたそうです。調べてみるとシシウドの根には薬用成分が含まれていて、生薬として冷え性や神経痛、発汗や解熱・鎮痛に服用して用いられてきた様です。
特別美しく珍しくもないため、つい見過ごしてしまいますが、線香花火のように広がった花に何か魅力を感じるのは、自分だけでしょうか・・・。