ひときわ目立つ「フシグロセンノウ(節黒仙翁)」
2024年8月1日 12時00分クッキリと鮮やかな朱赤色(オレンジ色)で、まるで作り物のようなよく目立つ花です。それほど大型の花ではないのですが、車で走っていてもとても目がつく花です。
下條村陽皐(ひさわ)の吉岡城址付近で見つけました。 ナデシコ科の多年草で、8月から秋にかけ、茎の先端に大きさ(花径)5cmほどの花びら5枚(五弁花)の花を咲かせます。オレンジ色の花は日本の山野草の中でもかなり珍しいですね。
フシグロと名がついたくらいですので、茎の節が黒いのが特徴です。
センノウの名の由来は、京都の仙翁寺でたくさん花つけていたことからの説と、または、中国原産の「センノウ(仙翁)」に似ているとの説があるそうです。