一日花「ユウスゲ(夕萱)」
2024年7月8日 20時12分夕方、学校からの帰り道、レモンイエローの可憐な花が咲いてました。「ユウスゲ(夕萱)」です。夏の夕方に開花し、翌朝にはしぼんでしまう、一日だけの儚い花です。別名で「キスゲ(黄萱)」とも言います。
似たような花に「ニッコウキスゲ」や「ノカンゾウ」「ヤブカンゾウ」もありますが、こちらは日中に咲く花です。「ニッコウキスゲ」は高原の湿原に自生し、日光の尾瀬沼や長野の霧ヶ峰や車山などが有名ですね。飯田下伊那で唯一ニッコウキスゲが見られるのは阿南町新野の大村湖です。今週、そちらの方に行く用事があるので、見てこようと思います。一方、「ノカンゾウ」や「ヤブカンゾウ」は川原の土手や田んぼの畔などでよく見かけ、鮮やかなオレンジの花を咲かせるとても身近な植物です。
今回見つけた「ユウスゲ」は、道路の法面で咲いてましたので、もしかしたら誰かが植えたのかもしれません。
こちらはどこでも見かける「ヤブカンゾウ(藪萱草)」です。
ノカンゾウの花びらは6枚で、ヤブカンゾウは写真のように八重咲きで花びらが何枚もあります。ノカンゾウもヤブカンゾウも若葉・つぼみは食用でき、酢味噌あえが美味しいようですよ。
【おまけ】
今年もゴージャスな「ヤマユリ」の大輪が咲きはじめました。(阿南高校の敷地内)昨年の校長ブログ「ヤマユリ」で取り上げてますので、良かったらご覧ください。