「○○ホタルブクロ(○蛍袋)」
2024年6月4日 14時13分6月に入り、梅雨入りも近づいてきましたが、とても晴れわたったな爽やかな季節です。朝、校門前で登校してくる生徒に挨拶をした後、昔の阿南高生の通学路でもあった御供商店街を歩きました。
通り沿いの庭先や花壇、鉢植えには、初夏の花々が咲いています。そんな中、石垣に「ホタルブクロ」が咲いていました。
「ホタルブクロ」は日本の各地(北海道から九州まで)に自生しており、野道や山道でお馴染みの花ですね。薄紫色した釣り鐘状の花で、英名は「bellflower(鐘の花)」、花言葉は「希望」だそうです。
花の名の由来はいくつかの説があるようですが、袋状の花の中にホタルを入れて遊んでいたことが有名です。実際にやったことはありませんが、さぞ美しいことと思います。
ホタルブクロを調べてみると、花の付け根の萼片(ガクヘン)の形状が異なる「ヤマホタルブクロ(山蛍袋)」もあるそうです。
見分け方は
・ホタルブクロは萼片(毛あり)の切れ込みが反り返っている
・ヤマホタルブクロはその部分(毛なし)が反り返らず膨らんでいる
となるとこの花は、どうやら「ヤマホタルブクロ(山蛍袋)」のようです。