テーブルツリー「ミズキ(水木)」
2024年5月9日 21時27分今この季節(GW明け)、山地や里山の所々で、階段状(水平)に枝を広げ、ややクリーム色した白い小さな花をたくさん咲かせている樹木が見られます。
ミズキ(水木)です。
樹高は5mから10mくらいもある大きな樹で、テーブル状に何層も広がって白い花を咲かせるため、遠くからもとてもよく目立ちます。名前の由来は、根から水を吸い上げる力が強く、春先に枝を切ると水のような樹液がが滴るところから「水木」と命名されたそうです。
ミズキの材は白くきめが細かく削りやすいため、コケシやコマによく使われているそうです。 毎日通っているR151から見える里山ですが、国道沿いの川路や三穂下瀬ではミズキほとんど見られないのですが、下條をの陽皐(ひさわ)辺りから数多く見られます。(阿南高校周辺でも見られます。)何か理由がありそうで調べてみたら面白そうですね。
余談ですが、みなさんは街路樹によく植っている「ハハナミズキ」はご存知ですよね。サクラが終わった頃、白色やピンク色の花が咲く樹です。ちなみにあのハナミズキはミズキの近縁種でアメリカが原産の樹木です。花のサイズは全然違うけど、似てますね。