阿南高校 校長ブログ

身近な秋「クサギ」の実

2023年11月6日 13時44分
校長ブログ

11月に入り秋も深まって来ましたが、11月とは思えぬほどの暖かい(暑い)日が続いています。そのせいか、山肌の木々の紅葉も、今年はまだ、ややおとなしめな彩りと感じます。

阿南高校周辺をちょっとまわってみると、真っ赤なクサギの実が目に映りました。
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真っ赤と言いましたが、赤い部分はガク片、中の黒い(青い)部分がクサギの実です。クサギの名の由来は、枝葉をちぎると独特の匂い(臭気)が漂い、まさに“臭い木“=クサギなんです。ただ、実際にちぎって嗅いでみると、言われるほどひどい匂いでもないです。(人によっては嫌がれる匂いでもあるので、注意ください。)
クサギは特に珍しい植物でもなく、ごく平凡なありふれた落葉小高木です。葉は5〜20cmのハート型に近い三角形で、夏には(うすピンクのガクの)白い花を咲かせます。
(白い花の写真は8月に撮影)
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夏、花は甘い香りを漂わせ、カラスアゲハが蜜を吸いに集まってきます。

秋になると一点、色鮮やかな実が、本当綺麗ですね。
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実をよく見ると、青っぽく見えますよね。実は草木染めの“青い染料”となるそうです。(クサギで草木染め。)青い染料は珍しいようで、名前は不名誉な可哀想な名が付いてますが、秋の彩りといい、草木染めの染料といい、もっと目立っていい植物ですね。