校長ブログ
校長ブログ
校長ブログ
“かずら(葛または蔓)”とはつる植物の総称で、みなさんがよく知っている”〇〇かずら”と名がつく植物といえば、夏にたくさんのオレンジ色の大きな花をつける「ノウゼンカズラ」が有名ですね。
今回紹介するかずらは『スイカズラ』(吸葛)といい、花に甘い蜜があり「蜜を吸うつる植物」から名がつけられたと言われてます。
写真からもわかるように花の形が特徴的で、2つずつ並んで咲き、よく見ると5枚の花びらの内4枚は上にそり返り、1枚は舌を出したように垂れ、そして花の真ん中からめしべとおしべが突き出ており、小さいながらもとてもゴージャスな花です。(サイズは2cm程度)

花色は白と黄がありますが、これは最初は白く咲き、翌日には黄色と変化していくためです。中には淡いピンク色した花も見られます。
常緑のつる植物で、冬でも耐え忍んで葉をつけているため、「忍冬」(にんとう)とも呼ばれているそうです。
校長ブログ
土曜日でしたが、今日は授業公開とPTA総会を行いました。
お休みの日にも関わらず、ご参加、ご出席ありがとうございました。
以下の写真は授業公開の様子です。

2年地域探究福祉系コース「社会福祉基礎」〜介護保険の申請について〜

1年「芸術 音楽Ⅰ」〜クラッシック音楽を知ろう〜

1年「芸術 美術Ⅰ」〜南信州ナンバープレートデザイン アイデアスケッチ〜

次の写真は、令和4年度の中島PTA会長さん(写真左)退任のご挨拶と、令和5年度の新PTA会長に承認されました佐々木PTA会長さん(写真左)と新役員の皆さんです。

旧役員の皆さん大変お世話になり、ありがとうございました。
そして、新役員の皆さん並びにPTA会員の皆さん、どうぞ一緒になって阿南高校を支えていただきますようよろしくお願いします。
校長ブログ
午後の5限2年生の“物理基礎”の授業で「斜面を降下する台車の加速度を求める実験」を、6限では3年生の“物理”で「運動量保存の法則の実験」を行いました。
ともに力学分野で、力学台車と記録タイマーを用いた実験です。
『加速度を求める実験』

2年生は初めての物理(基礎)の実験だったようで、協力して楽しく実験をしてました。打点された紙テープから打点間隔の長さを測定し、その間の速さ(v)を求め、経過時間と速さの『vーtグラフ』(vは速さ、tは秒)の傾きから台車の加速度を求めました。
『運動量保存の法則の実験』

こちらは台車2台を用い、静止している台車にもう一台の台車を衝突させ、衝突の前後で運動量が保存されていることを確かめました。

運動量保存の法則とは、外力が働かない限り、運動量の総和は衝突の前後で変わらない(不変)という物理学の有名な法則です。
実験結果から、“そうか!なるほど!”とモヤモヤしていたものがスッキリしたり、公式(教科書)通りいかなければ“何が原因なんだろう?”と疑問を持ち再チャレンジしたりグループで話し合ったりと、本当実験ていいですよね。
校長ブログ
生徒の皆さん、3日間にわたる1学期中間考査の手応えはいかがでしたか?お疲れ様でした。
テスト終了後、それぞれの学年で進路に関する取り組みを行いましたが、3年生は「学校別説明会」と「模擬面接」を行いました。その「模擬面接」の様子がこちらです。
進学者向けには大原学園さん、中部美容専門学校さん、飯田女子短期大学さんから、就職者向けには興亜エレクトロニクス(株)さん、日本郵便(株)信越支社さんの方からご指導いただきました。ありがとうございました。

面接室への出入りや自己紹介、質問への受け応えなどの面接指導を受けました。模擬面接とはいえ、とても緊張したと思います。今回の模擬面接を通して、各自の課題が見つかったと思います。自分の魅力をしっかり伝えられるよう、自信を持って落ち着いて受け応えができるよう、本番に向け練習を重ねていってください。
校長ブログ

Ⅰ年生にとっては高校生活“初”の定期考査が始まりました。中学とは違って授業進度も早いためテスト範囲も広く、また科目数も多いため3日間のテスト期間となります。
次の写真は全校揃っての今朝のテスト前「朝学習」ですが、このように皆さん集中して取り組んでいました。昨日の放課後も図書館に何人か残って、化学や数学のテストに向け勉強を頑張っている姿が見られました。

今日のテストの出来はどうでしたか?
先ずは気持ちを切り替え、明日のテスト科目に向けもうひと頑張りしましょう!
(午後、帰りの電車やバスまでの時間、是非『南宮学習塾』を活用ください。)
校長ブログ
「目には青葉 山ほととぎす 初鰹(がつお)」江戸時代の俳人、山口素堂の俳句です。初夏の爽やかな青葉(若葉)が目に映り、山からはホトトギスの鳴き声が聞こえ、初物のカツオが食べれれる素晴らしい季節をあらわした俳句ですね。17日、18日と全国高等学長協会の総会・研究協議会で大宮に行ってまして、今日、3日ぶりに阿南高校へ出勤したのですが、車から降りたとたん“トッキョ キョカキョク(特許許可局)”と、ホトトギスの鳴き声が聞こえてきました。自分にとっては今年初めての“初鳴き”でした。
人によっては“テッペンカケタカ(天辺翔たか)”とも聞こえますよね。このように鳥(生物)の鳴き声を分かりやすいように人の言葉や文字に置き換えたものを「聞きなし」といいます。ニワトリの“コケコッコー”とかウグイスの“ホーホケキョ”、カッコウの“カッコー”などがそれです。
ホトトギスという鳥は、全長30cm近くある大きめの渡り鳥で、夏を告げる鳥です。姿形は「托卵」で有名なカッコウとよく似ています。「托卵」とは他の種の鳥(主にウグイスだそうです)の巣に卵を産みヒナを育ててもらう、一つの戦略ですが、ちょっとやな(ひどい)習性のことです。
さすがにホトトギスの写真は撮れませんでしたので、サントリーの『日本の鳥百科』をご覧ください。https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1490.html
この後の写真は冒頭に書きました全国高等学長協会の総会・研究協議会の模様です。総会(1枚目)の後、各ブロックからのレポート発表(二日間で4本)と文科省からの行政説明、初日午後には東京大学教授 横張 真 氏「新しい時代の都市・地域計画」の講演がありました。(2枚目写真)

昨日一昨日は全国各地で夏を思わせるような暑い日でしたが、今日は一転して雨模様。みなさん気温差が激しいですので体調には十分お気をつけください。
校長ブログ
校長ブログ
学校のすぐ北側を流れる「鬼渡沢川」。その沢谷のやや湿った木陰に、白っぽい紫色したアヤメを小さくしたような花が咲いてます。シャガです。
シャガは中国原産のようで、かなり古くから日本に入ってきた帰化植物だそうです。日陰の暗いところでひっそりと、蝶が舞うような美しい花を咲かせてます。また、三倍体(*)のため種子は作られず、茎が地下を這って繁殖し、たくさんの花を咲かせます。そのため「決心」「私を認めて」「友人が多い」が花言葉となっているそうです。
今年は4月中下旬から咲き始め、そろそろ花の季節も終わりに近づいています。
*三倍体:通常の生物は父親由来と母親由来の染色体を2セット持つ二倍体ですが、3セットもつ個体を三倍体といいます。(突然変異の一種です。)秋に咲く「ヒガンバナ」(別名 曼珠沙華)も三倍体です。
校長ブログ
漢字で書くと「稚児百合」(稚児とは乳児、幼児のこと。)。白い可愛らしい小さな花が、並んで咲いている姿が稚児行列に見立てたことから名がついたそうです。ササに似た葉が違い違いに並んでいて、その先端にうつむくように1cmほどの白い花を一つ咲かせ、秋には黒い実をつけます。
こちらも阿南高校周辺の林の中で見つけました。ユリの仲間ですがユリと違って球根ではなく地下茎で繁殖する植物なので、群落で見られます。

たまに写真(下)のように双子、ごく稀に三つ子も見られます。
校長ブログ
今週は「読書週間」でした。初日のGW明け5月8日は、朝からJR飯田線の運休のため“臨時休業”となりましたので、実質9日より今日までとなりましたが、ご覧のとおり生徒の皆さん始業前に「朝読書」を行いました。1日の始まりに静かに落ち着いて好きな本を読む。「友達とうまくいっていない。」「昨日嫌なことがあった。」なんてモヤモヤした朝を迎えていたみなさんもいたかもしれませんが、新しい1日を気分転換しスタートできたのではないかと思います。また、1時間目からの授業にも集中力がアップできたのではないでしょうか。
こちらは図書委員会でまとめていただいた「先生のおすすめ本」です。


校長ブログ
今日から5月ですね。
阿南高校のすぐ北側に流れる鬼渡沢川に、初夏を感じる小さい白い花がたくさん咲いてます。

ウツギという低木樹の花です。名前の由来は、枝の中がストローのように空洞になっていて、空(うつ)ろな木からウツギと呼ばれています。

旧暦の4月(卯月)に花を咲かせることから「卯の花」とも呼ばれ、古くから万葉集でも詠まれています。俳句の世界では、卯の花は春から夏への初夏の季語ともなっています。
卯の花というと、豆腐を作るときできる大豆のしぼりかす=おからを調理したものも卯の花っていいますね。
校長ブログ