1、2年生が研修で不在の中、3年生は・・・
2024年10月23日 13時01分2年生は研修旅行(修学旅行)で九州に、1年生は進路研修で愛知県にそれぞれ行っている中、残った3年生は学年行事で奉仕活動として校内の清掃などを行いました。
体育館のパイプ椅子の清掃を行いました。
体育館ステージ下の引き出しに式用のパイプ椅子を収納しています。卒業式や入学式などの準備の時、収納している引き出し内のほこりやゴミが気になるのですが、他の準備などもあり「また今度」とスルーしまいがちで、長年のほこりやゴミが溜まっています。今回3年生に掃除をしてもらい、これで気持ちよく式等が迎えられます。ありがとうございます。椅子も丁寧に拭いてもらいました。
こちらの作業は、本校創立3年後の昭和28年に発足した「阿南高校漕艇(ボート)部」で活躍し、現在体育館入り口脇に展示しているボート「りゅうな(流那)」のペンキ塗りです。
漕艇(ボート)の練習の場でもあった平岡ダムのダム湖が土砂の堆積によって使用が難しくなり、漕艇部は昭和60年に静かに幕を閉じました。この30年の間に、県代表としてインターハイに20回近く、国体にも10回出場するなど、“漕艇阿南ありき”として県内外に名を成しました。
本校のOBで漕艇(ボート)部員でもあった、現在3学年主任の宮島先生(福祉科)の発案と指導のもと、3年生徒がペンキ塗りを行いました。
今日はあいにくの雨模様でペンキも乾きにくい日でしたが、無事塗り終え綺麗な姿に蘇りました。地域や同窓生のみなさん、またよかったら美しく蘇った「りゅうな(流那)」をご覧にご来校ください。
== 追記 ==
翌朝(10.24)の信濃毎日新聞朝刊の地域「中南信」紙面に、旧漕艇部OBと生徒でボート「流那(りゅうな)」の塗り直しを行っている様子が記載されました。
信濃毎日新聞デジタル
「廃部から40年、落ち葉が積もっていたボートがよみがえった 阿南高校の旧漕艇部OBと生徒が塗り直し」