秋の風情漂う「オトコエシ(男郎花)」
2024年10月12日 20時33分この前(10月10日)のコシオガマと同じく泰阜村我科に向かう道路脇で見つけました。
男郎花と書いて「オトコエシ」と呼ぶ、日本の秋を代表する花の一つです。
このオトコエシ、秋の七草の一つで黄色の花を咲かせ、お盆のお供え(お盆花)などにも利用されている「オミナエシ(女郎花)」と同じ仲間(科・属)です。オミナエシに比べ葉や茎に毛が多く、大きく男性的ことからオトコエシ(男郎花)と名付けられたと言われています。
細かな小さな花を咲かせる白い花は他にも見られますが、こちら花が終わった後のタネ(実)が、写真のようにとても特徴的です。
うちわのような羽根の中に丸い花のタネが見えます。このうちわで少しでも遠くに種を飛ばそうとする工夫の一つですね。