見た目とは裏腹な「コシオガマ(小塩竈)」
2024年10月10日 20時17分阿南高校の天竜川対岸の泰阜我科に向かう道路脇で、ひっそりと咲いている小さくピンク色の可愛らしい花を見つけました。
シオガマギクに似ていて小型なことからと名付けられた「コシオガマ(小塩竈)」です。
草丈は20cm程度でしたが、50cmを超えるものもあるそうです。このコシオガマ、他の普通の植物と同じように葉を持ち、光合成をして栄養を作ることもできるのですが、可愛らしい姿とは裏腹に、自己の根が弱く他の植物の根から養分や水分をもらっている植物で、半寄生植物だそうです。
(おまけ シオガマギクの名の由来)
ちなみにシオガマとは海水から熱して塩を取るための塩竈のことです。“浜で美しいは塩竈”(古い歌曲にあるそうです)から転じて(洒落て)、葉まで美しい植物だから「シオガマギク」と名がついたそうです。キク(菊)とついたのは、葉が菊に似ているそうです。(実際はあまり似ているとは思いませんが、、、)
何ともややこしいネーミングですね。