阿南高校 R6校長ブログ
枝の先に二輪ずつ、ややクリーム色でラッパ状の花が、垂れ下がって咲いています。
阿南町の大下条(阿南町役場の北側の裏山)で見つけました。
以前紹介したスイカズラと同じようにクリーム色で二輪ずつ咲くところは似ていますが、ツルでなく樹に咲いている花だし、、、と、その場では何の花かわかりませんでしたので、写真に収めて後から調べました。
どうやら「オオツクバネウツギ」(大衝羽根空木)のようです。花の付け根の萼片(がく片)が正月に行う羽子板の羽=衝羽根(つくばね)に似ているところが名の由来のようです。確かに似ていますね。
近い仲間に「ツクバネウツギ」があるようですが、見分け方はツクバネ(衝羽根)の違い。ツクバネウツギは同サイズのものが5枚、オオツクバネウツギも5枚ですが1枚だけ小さいとのこと。また、開花時期もちょっと異なり、オオツクバネウツギはツクバネウツギより2週間ほど早いそうで、これからの5月にツクバネウツギが咲き始めるようです。
写真の衝羽根(花の付け根の萼片)を見ると、1枚だけ小さいことがわかります。そうするとこの花はオオツクバネウツギですね。