夜明け前の星空「アケボノソウ(曙草)」
2024年9月13日 10時46分花びらの紫がかった斑点を、夜明け前の空の星々に見立てて「アケボノソウ(曙草)」と名がついたと言われてます。ネーミングもですが、見るからにも繊細でロマンティックな素敵な花ですね。今日、阿南町の新野にある阿南第二中学校の進路講話に行った帰り道(国道151号線)の沢沿いで見つけました。
花自体大きさは約2cmの星形の白い花で、花びらの中央には黄緑色の2つの斑点もよく目立ちます。こちらは蜜線で、よく見ると蜜が出ています。蜜線はめしべやおしべのある花の中央にあるのが普通ですが、この花は花びらの中央と、とてもめずらしいところにあり驚きです。黄緑色の斑点、拡大してよく見ると蜜が溢れんばかりに盛り上がって輝いていますね。
このアケボノソウ、あの苦い胃腸薬で有名な薬草センブリ(千振)にも似ているなっと思ったら、同じ仲間(リンドウ科センブリ属)でした。花言葉は「祝福」「希望」だそうです。
昨日の信濃毎日新聞デジタルに、根羽村の茶臼山湖周辺でアケボノソウが見頃を迎えたとの記事が掲載されてます。