「ヤブミョウガ(藪茗荷)」
2024年9月4日 14時16分ミョウガ(茗荷)と名についていますが、ミョウガとは異なる仲間で、単に葉がミョウガに似ていることから「ヤブミョウガ」と呼ばれています。確かに葉はミョウガですね。こちらの「ヤブミョウガ」はツユクサ科、ミョウガはショウガ科です。
阿南高校北側の薄暗く湿気のある藪(林内)の中に群生し、今白い花を咲かせています。背丈が50cmから1m前後の葉のない茎上部に、小さい花ではありますが白くて丸い蕾(つぼみ)をつけ、白い花を咲かせます。一日花ですが次々と咲くため、1ヶ月以上白い花を楽しめます。
すでに青藍色の実をつけたものもあるように、8月上旬くらいから咲いています。ミョウガは薬味や甘酢漬けなど(自分が一番好きなのはミョウガおかかですかね。)でよく食べますが、こちらも食用になるそうです。と言っても、ミョウガのように風味も香りもないため、あまりおすすめではないようです。(初夏の若葉を塩茹でや天ぷらにして食べるそうです。)
よく見ると、小さいながらもなかなか美しい花・実で、観賞用に栽培する方もいるようですよ。