講演「アフガンのいま・・・」
2024年6月19日 13時26分今週のはじめ6月17日(月)、アフガニスタンで女性の人権向上や教育充実に取り組んでいるシャミームさんが本校3年生に向けて「アフガンのいま、女性と子どもたち、そして私たち」を語っていただきました。
シャミームさんはアフガニスタンの首都カブールで、RAWA(アフガニスタン女性革命協会)に所属し活動されている28歳の方です。RAWAを支援する日本の市民団体が企画され、阿南高校をはじめ全国9カ所(広島・京都・大阪・名古屋・室蘭・札幌・東京)で講演が予定されています。なぜ大都市ばかりの中、阿南町なのかですが、日本の市民団体立ち上げに関わってきた尾崎さん(阿南高近くに在住)の紹介で今回実現されました。
講演ではタリバン再支配後(2021年8月~)、いまのアフガンの様子を写真などを交えて紹介し、アフガンで生きる女性の苦悩をお聞きしました。
生徒からは
・アフガンでは男女の差別がひどくびっくりした。タリバンがなんで女性たちの行動を制限しているのわからない。
・人間、性別や年齢、国籍などに関係なく、平等に扱ってもらえる世界になったらいいなと思った。
・自分の身も危険なのに、たくさんの人々にアフガンのいまを伝えたり(講演)、(アフガンの)女性に教育を受けられるような活動をしているシャミームさんはとてもすごい人だなと尊敬しました。
などの感想がありました。
今日(6月19日)の信濃毎日新聞(飯田伊那 地域面)に講演の様子が掲載されてます。そちらも是非ご覧ください。
信濃毎日新聞デジタル版はこちらを「アフガンで生きる女性の苦悩 伝えたい」 現地の女子学校で指導の28歳、阿南高で講演