ウワミズザクラ(上溝桜)
2024年4月24日 09時00分桜の季節も終わる頃、白いブラシのような花を咲かせる樹木が里山のところどころで見かけます。ウワミズザクラ(上溝桜)です。
サクラと名前がついてますが、花だけ見ると、とても桜の仲間には見えません。どうやら、葉が桜に似ているところが名前の由来のようです。
(確かに似てますね。同じで「バラ科」の仲間でした。)
樹高はかなり高い落葉の高木で、大きいものは10m〜20mにもなり、やはり学校までの通勤途中の車の窓からも、この花が咲く時季よく目立ち確認できます。
一つ一つは小さい花ですが、穂状に一斉に咲かせ、長いおしべがふさふさした動物の尾っぽのようにも見え、中々可愛らしい花です。(牧内には、理科の実験で使った試験管を洗う、試験管ブラシにも見えます。(笑))
夏から秋にには赤黒い小さい実をつけ、果実酒として利用されてきたそうです。