校長ブログ
阿南第一中の文化祭を見て帰校すると、大下条保育園の園児さんが阿南高校探検を行っていました。
園児が高校を探検?
これは3年生文系・地域探究コース者選択の家庭科「子どもの発達と保育」における保育実習の一環なんです。ふつうは高校生が保育園・幼稚園に行って保育実習を行いますが、今回はその逆、園児を高校に招待して、高校生が園児を校内案内して体験実習を行いました。
音楽室で打楽器を叩いたり、美術室で宝探し、理科室でおもしろ実験、体育館で鬼ごっこ、図書館で絵本、といった内容で、高校生は園児一人一人についてサポートしました。
最後、園児の皆さんは元気な声で声を揃えてお礼の挨拶をすると、生徒もほんと嬉しそうに手を振ってお別れをしていました。
引率くださり、補助いただいた大下条保育園の保育士の先生方、ありがとうございました。
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同じ阿南町内の中学校、阿南第一中学校で、第55回「茜祭」が今日と明日開催されています。
一番近いお隣の学校でもあり、将来の阿南高校生もいると思われますので、一中生の様子を見に「茜祭」に行ってきました。(丁寧な招待状もいただきました。)
今年の文化祭テーマは「バルーン〜つながりふくらむ72の想い〜」
開催のオープニングです。
地元阿南町の小学6年生も招待され、一緒に中学生の文化祭を見ました。
ステージ発表①の意見文発表です。
コロナ禍で、コロナ以前の文化祭を経験したことがない中学生の皆さんが、手探りで何回も対話を重ね、一丸となって文化祭を準備してきました。全校の皆さん全員で想いを込めてバルーンを膨らませてください。実現できますことを願っております。
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今日の1年生の探究ガイダンス(5、6時限)は、来年の2年次のコース選択に向けて、各コースに関連する分野の先生を外部講師にお迎えし、二つの講義を選択して聴きました。
○進学:金沢工業大学
○商業・情報:飯田コアカレッジ専門学校
○医療・福祉:日本福祉大学
3つの分野で講義いただいた松尾様(金沢工業大学)、牧島様(飯田コアカレッジ)、安藤様(日本福祉大学)、丁寧にわかりやすくお話しいただきありがとうございました。感謝申し上げます。
1年生は今月9月初めの7日(A組)、14日(B組)には「阿南学園」「アイライフあなん」などに福祉の体験として施設訪問をしてきました。また、来月の10月18日(水)には、「名城大学」と「豊田自動織機高浜工場」に進路研修に出かけます。
高校に進学して半年ばかりですが、自分の将来の進学や就職を現実的な問題と捉えて、今日の講義や施設、大学、企業見学を通じて進路に対する視野を広げ、将来について様々な可能性を探る機会となればと願っています。
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地域探究コースは、2年次のコース選択時に福祉系と商業系の2系に分かれて学習を行っていきます。今日はその3年生の授業にお邪魔して授業を参観せていただきました。
福祉系では手話の学習を行っていました。授業は「コミュニケーション技術」、先生(講師)は片山先生と玉置先生です。片山先生、玉置先生ですが、先生は以前自分(牧内)が勤務していた頃より本校の手話の授業を受け持っていただいております。(当時は福祉コースの生徒に授業を行っておりました。)
今日は数の表現について実習を行っていました。自分も一緒になって手話での数の表し方を学びました。
手話の実技的な部分(例:数字の表現)ばかりではなく、聴覚障害の種類(①伝音性難聴、②感音性難聴、③混合生難聴)や病気、またその原因といった論理的な部分も学んでいきます。
次は商業系の授業「ビジネス情報」です。
つい先日(9月24日(日))情報処理検定を受けたばかりですが、次の11月予定のビジネス計算実務検定に向けてそれぞれ取り組んでおりました。電卓を使用し、ビジネスの諸活動に必要な計算基礎から応用まで、計算技術や暗算能力が試されます。就職や社会に出てからの資格等にも役立ちますので、一つでも上の級を目指して挑戦していってください。
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女子はバドミントン、男子はバドミントンとサッカーの秋季クラスマッチ①が行われました。
サッカーを応援する生徒の皆さん
バドミントンは最後に、職員チームとのエキシビジョンマッチを行いました。
コロナ以前はこの時期『強歩大会』を行っていましたが、関門の給水での感染症対策や、お彼岸すぎても30℃近くまで気温が上昇するため熱中症が心配な面などから、阿南高校ではここ数年クラスマッチに切り替えてスポーツを楽しんでおります。今日も日中は29℃まで上がる晴天の中、無事クラスマッチが終了しました。
総合結果は、優勝:2ーA、準優勝:3ーA、3位:3ーBでした。
閉会式後のクラス集合写真(3ーB、3ーA)
2年AとB組、2年生の集合写真を撮る担任の山元先生と丹下先生
1年生は左1ーA(水色のクラスTシャツ)、右1ーB(緑色のクラスTシャツ)
勝っても負けても、みんな清々しいいい笑顔です!
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本日、現在は埼玉県にお住まいの同窓会5期生の熊谷 啓(さとる)様が来校され、この度ご自身が執筆された「仏伝図からみるお釈迦さまの生涯」の図書をご寄贈くださいました。
熊谷様は本校卒業後、東京の大学(理学部物理学科)に進学。大学卒業後は(有名)商社会社に入社、原子力部原子力課に配属され、商社勤務中に50回をこえる海外出張をされたそうです。退職後も仏教の聖地や霊場を中心に多くの国々を渡航・訪問。仏教の開祖であるお釈迦さまについて研究され、このように本にされたとの事です。
本に掲載されている写真すべて熊谷様が撮影されたそうで、アフガニスタン・シリア・イラク・パレスチナ自治区・北朝鮮等などといった、今ではなかなか入国しにくい国々の遺跡・美術品などが写真に収められたおり、大変貴重な記録もあるのではないかと思います。
今日は熊谷 啓様のお姉様(本校同窓会2期生)、熊谷様と同級生の遠山信義様(5期生 写真右)もご一緒にご来校いただきました。遠山様は以前本校の同窓会長をされた方です。80歳代後半の皆様方ですが、まだまだお元気で、母校の阿南高校のことをいつまでも思っていただき本当に感謝いたします。
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土曜日の休日でしたが、朝9時よりPTAの保護者の皆さん、生徒の皆さんの協力のもと、環境整備作業を行いました。今年は9月に入っても猛暑が続いており心配でしたが、さすがに朝晩はやや涼しくなり、汗ばむ天候でしたが無事に作業ができました。
作業内容は校庭への砂入れと昇降口・正面玄関の清掃です。
来週の火曜日9月26日は秋季クラスマッチが開催されます。砂入れされたベストコンディションでサッカーがやれそうです。楽しみですね。
作業に参加いただいた保護者・生徒の皆さん、本当にありがとうございました。
今日は秋分の日、お彼岸ですね。151号線早稲田信号機近くの路肩に咲く彼岸花です。
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2学期中間考査、最終日。生徒の皆さん、何はともあれテストお疲れさんでした。
テストを終え、感触はどうでしたか?反省すべき点があれば、次の期末に向け、明日からできることは取り組んだりと改善していってください。
さて、テスト後の時間を使って、2年生は修学旅行の事前学習などを行いました。
2年生は来月の10月17日・18日・19日に2泊3日で広島、神戸・大阪方面に行ってきます。平和学習として広島の原爆ドーム・原爆資料館を見学しますので、ドキュメンター映画「にんげんをかえせ」(20分)を観ました。「にんげんをかえせ」は米国から入手した被爆直後の状況を撮影したフィルムと、広島・長崎の被爆者の証言が収められており、かなり衝撃的な映像・写真も含まれ、原爆の恐ろしさと悲惨さをわかりやすく伝えている映画です。本気で核や戦争のない平和な世界を考える時間となったと思います。
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ブログへのアップが遅れてしまいましたが、企業のよる選考開始・採用内定開始日の9月16日(土)に合わせて、おとといの9月11日(月)に就職希望者向けの「就職激励会」が行われました。
民間企業、公務員志望を含めて3年生の約半分33名の就職希望者にエールを送りました。
面接では笑顔で元気よく、自信を持って臨み、自分の力を十分発揮・アピールして来てください。応援しています!
3年生は就職・進学と、各自の進路実現に向けていよいよ佳境に入ってきました。
一方、生徒会(選挙管理委員会)から、令和5年度生徒会役員選挙が公示されました。
皆さん全員が生徒会組織の一員です。生徒会室前に掲示されている「襷 未来へつなぐ僕らの道」の思いを受け止め、この阿南高校がよりよい学校になるよう、皆さん一緒になって取り組んでいきましょう。
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前回紹介しました「ツルニンジン」と同じキキョウ科の「ツリガネニンジン」です。通勤途中の下條村陽皐(ひさわ)で咲いているのを見つけました。
花の形も釣鐘の形で、小さなベルみたいですね。やはり根が薬用人参(高麗人参)の形に似ていることから「ツリガネニンジン」と呼ばれています。
(※ 人参はセリ科、薬用人参はウコギ科で、それぞれニンジンと名がついてますがどれも近縁ではない別の科です。)
かつては秋の草原を代表するようなありふれた植物だったそうですが、現在はそこそこ珍しいのかな?なかなか見ることも少なくなっています。
草丈は意外と大きく1m以上となり、葉もほとんどないスーと伸びた茎に、何段かに分かれて、見た目も涼しげな薄青紫色のやや小型の花(1.5〜2cm)がいくつかがつき、風にゆられると秋の到来を感じさせます。
春の若い芽は、山菜としてとても人気があるそうですよ。
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飯田綿半野球場で行われた秋季長野大会南信予選会2回戦に、阿南高校は南信連合チームとして出場しましたので応援に行ってきました。
富士見・茅野・岡谷東・箕輪進修・阿智・阿南からなる南信連合チームですが、先週の9月2日1回戦で、諏訪実業高校に9対7で競り勝ち、今日の2回戦に駒を進めました。台風13号の影響からか今朝は雨が降っていましたが、試合開始(9時半)時にはすっかり雨も上がり、強い日差しの照る暑い日となりました。
試合は初回に3点取られ劣勢の展開となりましたが、4回に2点返し、何回かのピンチもピッチャーの好投や野手のファインプレーで、その後は終盤まで両者無得点。7回満塁の大ピンチでは押し出しで1点取られたものの、最小限に抑え、最後の最後まで緊張したとても素晴らしい試合でした。
南信連合チームの選手をはじめ日頃より指導くださっている顧問等の先生方、いい試合を本当にありがとうございました。また、応援いただいた各学校の保護者の皆さん、ありがとうございました。
参考
・大会結果は【長野県高等学校野球連盟】のHPをご覧ください。
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名の由来は、蔓(ツル)植物で根が薬用人参(高麗人参)に似ていることから「ツルニンジン」と呼ばれています。151号線沿いの阿南町古城の林縁で見つけました。(以前紹介したノリウツギの辺りです。)
下向きに釣鐘状の赤紫色の筋・斑紋が入った特徴的な花(大きさ3〜4cm程)をつけます。つぼみは先の尖った風船のようで、秋の七草のキキョウのつぼみとよく似ています。それもそのはず、ツルニンジンはキキョウ科の植物でした。
花の内側の斑点が、“じいさんのそばかす“という意から「ジイソブ」という別名もあるそうです。木曽地方の方言で、そばかす=ソブと呼ぶことから「ジイソブ」と呼ばれたそうです。ジイソブとくれば「バアソブ」は?となりますが、ジイソブ(3〜4cm程度)よりひとまわり小さな花(2〜3cm)で、葉に白い毛が生えているのが近縁種の「バアソブ」だそうです。バアソブはかなり希少で、絶滅危惧種となっているようです。
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横から見ると、(花弁と萼片が複雑に組み合わさった)花の袋状の部分が船のように見え、茎からつり下がって見えることから「ツリフネソウ(釣船草)」と呼ばれています。花の色はご覧の通り赤紫色で、
近縁種の黄色の花を咲かせる「キツルフネ」に対し、ムラサキツリフネと呼ぶ場合もあります。林や森の中の湿地や小川の縁のかなり湿ったところで見かけます。今回の写真は阿南町古城(R151号線沿い)で見かけました。
花の長さは3〜4cmほどで、後方の「距(きょ)」と呼ばれる部分はクルリと巻いていて、とても愛らしいです。中には蜜があり、マルハナバチなどの昆虫が蜜を吸ってますが、ツリフネソウ全体に(人には)毒性があるため、蜜は吸わない方がいいようです。
ツリフネソウ、キツリフネは同じツリフネソウ科で、園芸種のホウセンカやインパチェスも同じ科です。ホウセンカの種、皆さんも経験があるかと思いますが、花の後実ができ、その実を摘もうとすると“パチッ”と種が勢よく弾き飛びますね。少しでも遠くへ種を飛ばして子孫を広げるための戦略で、ツリフネソウも小さな実ながら種が弾き飛びます。
また、生物実験「花粉管の成長」でよくホウセンカやインパチェスの花粉を使うのですが、以前阿南高校で、ツリフネソウを使って観察したこともありました。
近くの根羽村茶臼山に自生している「エンシュウツリフネソウ(遠州釣船草)」が、8月29日付けの信濃毎日新聞に記載されてます。ツリフネソウに比べ、花も植物全体も小型で、花の色は薄紫色。花は葉の下に隠れるように咲くため、しゃがんで探さないと見つけられません。見頃は9月上旬までとの事ですので、行かれない方は下記より秋の訪れを感じてください。
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月も変わり、今日より9月。日中はまだまだ30度を越える真夏日ですが、里にも赤トンボ(アキアカネ)が飛び始め、朝晩はやや涼しく秋の気配を感じられます。秋の七草のハギの花、ススキの穂、クズの花なども見かけます。
今日の1時限2年生の音楽の授業で、打楽器によるアンサンブルを披露してくれました。
打楽器には音階がなく、リズムだけで自分のパートをこなさなければならなず、とても集中力が必要な難しい楽器ですね。また、ただ叩くだけでなく、感情を込めての強弱や周りのパートも大切にしながらと、とても奥が深いです。演奏し終わった生徒のほっとした表情も、とても印象的でした。演奏してくれた生徒の皆さん、ありがとうございました。
話は変わりますが、昨晩は「スーパーブルームーン」、1年で月が最も地球に接近し、いつもよりもやや明るく輝いて見えました。国立天文台のHPによると、一番離れた時の月と比べ見かけの直径で14%大きく、明るさは29%も増して見えたそうです。(結構違うものなんですね。)
今日は満月の翌日の十六夜。満月(望月)を過ぎた「既望」(きぼう)とも呼ばれ、語呂から“希望の月“とも言われます。また、昨日の満月に比べ遅れて(約50分ほど)月が上がる姿が“ためらっている“ように感じられ、これも恋愛や恋路と重ねるととてもロマンチックじゃないですか。昨晩「スーパーブルームーン」を見損なった人は、今宵の十六夜月、希望などを込めて眺めてみてはいかがでしょうか。
追伸
本日の信濃毎日新聞の朝刊1面に、阿南高校の防災訓練(8月31日実施)の様子が掲載されました。
信濃毎日新聞デジタルからご覧ください。
また、昨日夕方のSBCニュースでも取り上げていただいてます。
SBC信越放送HPよりご覧ください。
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本日の午後(5,6限)、学校設定教科「探究」の「地域探究Ⅰ」(2年生2単位)の授業で、阿南町新野の農村文化伝承センターと併設の歴史民俗資料館「風土と生活館」へ行ってフィールドワークをしてきました。
伝承センターは1984年に開館。阿南町内に数多く伝承される民俗芸能(新野雪まつり、和合の念仏踊り、新野の盆踊り、深見の祇園祭り、早稲田人形、日吉のお鍬祭りなど)に関する資料などが展示されてます。
併設の民族資料館は1987年に開館。旧家にあった土蔵を改修し、新野の歴史や風俗・民俗・暮らし・文化の展示物にふれられるところです。
多彩な姿で今日まで続く民俗芸能は、地域の活力の源として、大きな役割を果たしてきました。若い世代の生徒の皆さんが、町の生い立ちや先人の歩みを顧み、地域の自然や文化を愛しみ、大切にしていってもらいたいと願っています。