異文化理解研修
2023年10月5日 16時39分 [Hachi]2年進学コースが、Alex先生(南宮学習塾講師)が経営する売木国際センター(UIC)にて異文化理解研修を受けました。バスの中で、英語でビンゴゲームを楽しみ、UICでは英語のみの講義をAlex先生から受け、売木の自然を楽しみながら過ごしました。売木村にヤギとともに移住し、チーズ工房を経営する後藤宝さんのお話もお聞きできました。
2年進学コースが、Alex先生(南宮学習塾講師)が経営する売木国際センター(UIC)にて異文化理解研修を受けました。バスの中で、英語でビンゴゲームを楽しみ、UICでは英語のみの講義をAlex先生から受け、売木の自然を楽しみながら過ごしました。売木村にヤギとともに移住し、チーズ工房を経営する後藤宝さんのお話もお聞きできました。
3年地域探究コースのY君は犬が好きなので、地元のドッグランについて探究学習をすることにしました。そこで昨日環境整備事業をおこなった午後、令和2年にオープンした下伊那郡高森町「天空の丘ドッグラン」でフィールドワークをおこないました。
最初にこの施設の管理をされている方からお話を伺いました。この施設は以前はパターゴルフ場でしたが、令和2年にドッグランとして改修されたそうです。夏は暑いためお客さんは少なめですが、春秋のトップシーズンには多いときで、1日30組くらいの犬🐶が訪れるそうです。町の所有地のため2時間で400円ほどとリーズナブルな価格で提供できるため、愛知県や静岡県など県外からも訪問されるかたも多いそうです。
最近はSNSの口コミで「よかった」と高評価をもらうと、それを見て訪れるお客さんががっかりしないように、施設を維持していくのが大変だとのことでした。
ちょうどこの日いらっしゃっているお客さんにも話を聞くことができました。こちらのお客さんは地元豊丘村のかたで、よくここには来られるそうです。家の回りでお散歩というと、くさりでつないで犬も人も大変ですが、ここだと景色もいいし犬ものびのびと思い切り遊べるし、人もゆっくりできるとのことでした。
この「天空の丘ドッグラン」のとなりにはグランピング施設もあり、この日は満室とのことでした。お客さんの年齢も20代の若い方が多い印象でした。
若い世代や都市部のニーズをキャッチして、活性化に繋げるヒントを感じ、地元にはまだまだ知らない新しい発見があると改めて思いました。
天空の丘ドッグランについては、こちらの記事をご覧ください。
経営者インタビューhttps://i-port.biz/p/5160/
探究 3年進学コース文系のK君は、将来保育士を志望しており、「やまほいく」について、探究学習をしています。そこで今日は飯田市でやまほいくを行っている認定こども園「野あそび保育 みっけ」にて、フィールドワークをおこないました。
みっけは、長野県から信州型自然保育(信州やまほいく)特化型認定園に指定されています。特化型認定園とは、屋外での自然保育に重点を置く園のことで、保育内容に野外の自然活動をより多く取り入れています。詳細はこちらのホームページをご覧ください。
はじめに園長の内田さんに、このような園を作った思いや「みっけ」の成り立ち、この園の教育方針などをうかがいました。
森の中の園庭には様々な手作り遊具があり、子供が大好きな隠れ家がたくさんあります。今日は愛知県から来た子供たちが遊んでいました。
お話を聞いてから園舎の中でお帰りの会を見学し、お迎え前のわずかな時間でしたが、園児と交流しました。
正直最初は緊張していて、フィールドワークに対して気が重そうだったK君。でも最後は生き生きとした表情で、子供たちと遊んでいました。
一歩踏み出してみると、学びの幅は大きく広がることを実感した時間でした。
探究3年地域探究コースHさんは、桜の花がとても好きです。そこで探究のテーマを飯田の桜にしました。
飯田市は桜並木が有名です。今日は飯田市東野公民館にて桜並木保存会の代表の井上さんにお話を伺いました。
71年前に飯田の大火からの復興を願って植えられた桜ですが、現在は148本となっており、ソメイヨシノだけでなく、様々な種類の桜が植えられているそうです。課題は高齢化と資金不足。この頃は地元の中学生も協力して、桜の樹を守っているとのことでした。1時間ほど東野公民館でお話を伺ってから、実際に桜並木へ行って、飯田の桜の開花の目安にする木、標準木を見てきました。
標準木には印がしてあります。今は桜は咲いていませんが、来年の春になって桜が咲いたら、お花見に来たいですね。
探究3年地域探究コースのT君は、自分の生まれ育った松川町のリンゴについて4月から探究学習をしています。今日は町内の松尾農園の方に直接お話を伺いました。
町内のリンゴの栽培は、約100年前に善光寺詣りに行った方が苗木を買って植えたのが始まりで、水はけのよいこの地は、リンゴの栽培に適していたそうです。
ここ数年の人気品種は、「りんご3兄弟」といわれる、「秋映」「シナノスウィート」「シナノゴールド」。
近年は温暖化でリンゴの日焼けが増えていること、そして後継者不足が心配だとお話もされていました。その他詳しいことは、T君の探究学習の発表会にて報告があると思いますので、私からはこのくらいでとどめておきます。
実際に足を運んでフィールドワークを行うことは、インターネットで調べることと比べれば、生徒の皆さんにとっては、とてもハードルが高いことかもしれません。しかし、こうして一歩外へ出てみると、今まで気づかなかったことや新しい発見、課題が見えてくるはずです。
本日は南信教頭会が飯田市のエスバードで行われました。
後半の講演会では、東北大学准教授の石井山竜平様に
「地域再生を目指す人々の思想と学習
~飯田市公民館と連携した東日本大震災後の復興の学習活動から、高校生たちが学んだこと~」
と題してご講演をいただきました。
石井山先生は、飯田市公民館が主催する「高校生講座東北スタディツアー」のアドバイザーをされており、ご講演の前座として飯田市公民館 三ツ井主事より高校生講座の説明をしていただき、そのあとご講演となりました。
講演では、東日本大震災という絶望的な経験の中で人は何を学んできたのかを振り返り、震災後には震災以前の社会の性格が浮き彫りになって現れること、今後も起こるであろう自然災害は確かに恐怖であるが、住民が学びあいながら連帯を進め自分たちの地域をより住みよいものに作り変えていく、そんなコミュニティの存在が災害への備えになることなどをお話しいただきました。
教員として地域の住民として、今自分にできることは何かを改めて感じる時間でした。
今回は南信地区の高校の教頭と、飯田市の各地区の公民館の館長が一堂に会して学ぶという非常に珍しい形での講演会となりました。高校生講座を積極的に行って、地域や行政が高校生の成長に深くかかわってくださっている飯田下伊那地域だからこそ、このような会が実現できたと思っています。
高校生講座は阿南高校でも今年参加している生徒が数名います。学校外の学習活動に積極的に参加することで、自分も成長し、学びを深めることができます。多くの生徒の皆さんに参加してほしいと改めて思いました。
9/11(月)昼休み~5限授業 3年福祉系講座 家庭総合「親子丼 調理実習」を行いました。
朝夕は、ずいぶん涼しく秋らしくなり、「親子丼」調理実習もスムーズに楽しく、美味しく行うことが出来ました。3年福祉系講座の家庭総合授業は、10名と少ない人数のため和気あいあいと仲良く実習に取り組む姿が見られました。
調理実習の様子をカメラで撮影しようと携帯していたのですが、調理実習指導に熱中いてしまい、気づいた時には、試食段階でした。食材を切ったり、調理していたり、調理途中を撮影するはずが、、、、残念です。次回写真撮影📷頑張ります!
9/7(木)LHRから放課後の時間を使い、最終面接練習を3年就職希望生徒が行いました。
今までにも就職面接を複数回行ってきましたが、9/16(土)から就職選考試験が始まります。
面接練習の最終仕上げとして皆、真剣に取り組みました。
実際の面接試験官経験がある講師の方々から的確なアドバイスをいただいたり、面接改善点や模範的な面接内容・態度について友達の様子からも学ぶことができ、とても有意義な機会となりました。
面接練習後に自主的に面接練習に励む姿が、あちこちで見られました。
生徒諸君の努力が良い結果に結びつくことを願っています。
3年進学コースのH君は、探究の授業で「化石」について学んでいます。
9月上旬、阿南高校の近くの「阿南少年自然の家」に信州大学理学部地球学コースの学生が、フィールドワークに来ているということで、信州大学の学生にインタビューをするため、阿南少年自然の家に向かいました。
今日は雨のため、施設内で研究のまとめを行っていて、H君は大学の先生からお話しいただいた後、2つのグループにインタビューをしながら、阿南町周辺の地質や化石について1時間ほど学習をしました。
阿南町は学生にとって勉強になる地層が多く、宿泊施設も近いため信州大学理学部ではコロナ前から阿南町で観察を行っていたそうです。ただコロナ禍で宿泊が難しくなり、ここ3年は行っていなかったため、今年は4年ぶりに阿南町でのフィールドワークを再開。この日は学生、先生方など含め40名余りが研究を行っていました。
身近な施設で大学生と交流できる機会はなかなかありません。参加したH君は「最初は何を質問したらよいかわからなくて困ったけれど、大学生が気さくに話しかけてくれて、とても充実した楽しい時間だった。」と話してくれました。
飯田下伊那地域は大学がないため、大学生と直接話をする機会は少ないことが課題です。こうして阿南町に滞在している大学生と交流できる機会をこれからも大切にしていきたいと思います。
今日は2年地域探究コースの生徒が、売木村に昨年度オープンしたコワーキングスペース&シェアハウスの「うるぎHalo! -岡田屋」を訪れました。
ホームページはこちら
https://urugi-halo.kinome.or.jp/
まずは施設内を見学し、オーナーの赤土さんから、建設に至った経緯や思いを伺いました。
赤土さんは奈良県出身で、最初は週1回ほど売木村に訪れていましたが、売木村の自然に魅了され東京から売木に移住。建築の資格を生かし、老舗の岡田屋旅館をリノベーションをしました。ここは平日は主にシェアハウスとワーキングスペース、休日はイベントに使っているそうです。
私は昨年も訪問しましたが、昨年よりさらに地元に定着している雰囲気が感じられました。
売木村の人口は500人で、そのうち移住者が約200人。移住してきた方がこんなに多いなんて驚きです。
この赤土さんの取り組みに関心をもち、長期滞在し研究する大学生もいるそうです。
「小さい村だからこそ、出来ることがある」
これは阿南高校にも当てはまる気がしました。
3年地域探究コース「地域探究Ⅱ」の授業では、それぞれの生徒が地域に関するテーマを設定して、探究学習を進めています。
今日は泰阜ダムを探究するF君と、深見の池に生息する外来生物について調べているK君の2名がフィールドワークをおこないました。
泰阜ダム
泰阜ダムの帰りの山道で、信州大学理学部3年の学生の皆さんが、地質調査をしているところに偶然出会うことができました。阿南少年自然の家に滞在し、地質や化石について調査をしているそうです。
深見の池
ここでは釣りをしている方から、池の生物について詳しく教えていただきました。この方は体長18センチほどのブルーギルを釣りあげていました。
様々な出会いがあって、充実したフィールドワークとなりました。
最後にこんな出会いも。
深見の池で私は今まで見たことがないトンボを見かけました。チョウトンボかな?
校長先生に聞いてみたいと思います。
探究明日2023年9月1日は関東大震災から100年となります。
今日は今年度2回目の防災訓練です。朝、玄関には今年度生徒全員分準備した災害備蓄品を置いて、登校した生徒に紹介しました。
今日の訓練は、南海トラフ地震の後、学校の近くで土砂災害が起こったという想定で行いました。全員体育館へ避難します。
体育館では阿南町総務課危機管理室の熊谷様に説明をいただいた後、学年ごとに別れ、避難所の開設体験を行いました。
1年 テントづくり
2年 段ボールベッドづくり
3年 簡易ベッドづくり
さらに災害備蓄品の試食体験もおこないました。災害備蓄品は今年度全員分購入し、いざというときのために卒業時にまで学校で保管します。
今日はテレビの取材もありました。放送は今日の夕方のニュースとのことです。
ニュースの詳細はこちらをご覧ください。
8/25(金)9:00~16:00「3年就職ガイダンス」実施しました。
講師2名の方は、ハローワーク飯田からご紹介いただいた、産業カウンセラー キャリアコンサルタントさんです。夏季休業終盤の1日を有意義に過ごしました。目指せ 就職全員内定!
今日は、阿南町内の小学校中学校高校に勤務する教職員が、一同に会して研修をおこなう阿南町教職員研修会がおこなわれました。
まず町内を4つのコース(大下条、富草、和合、新野)に別れて、見学研修を行いました。
私は富草コースに参加し、閑昌寺と化石館を訪れました。
閑昌寺
化石館
見学研修終了後、阿南町文化会館にて、東京学芸大学の佐野亮子先生による「個別最適化の学びと協働的な学び」をテーマにした、講演がおこなわれました。
同じ阿南町で勤務していても、小学校中学校の先生方とお会いする機会は、1年に1度しかありません。今回は高校も4年ぶりに参加させていただきました。改めて阿南町の文化の奥深さと先生方の学びへ取り組みに深い感銘を受けた1日でした。
探究今年「地域探究II」で3年のS君は、飯田りんごん祭りを調べており、祭りを盛り上げるために、どうすれば良いかを探究しています。
そんなS君がたどり着いた答えは、高校生が自ら参加すること。まつりの事務局に「阿南高等学校」として参加申込をし、全校生徒と職員に参加を呼び掛け、生徒13名、職員7名ほど集まりました。(チラシの参加連一覧では、あいうえお順のため、一番最初になりました。)
飯田りんごんチラシ(南信州ナビのHPより)
さらに7月14日(金)に飯田市の勤労者福祉センターで行われた事務局会議にも参加しました。(一番後ろの右端がS君)
S君以外はすべて一般の方で、連として参加する団体や会社、事業所の代表の方々です。ここでは、りんごん参加における注意などの連絡があり、踊りについても説明がありました。
事務局の方曰く
「 飯田りんごん祭りは、踊りの祭りです。」
確かにこうして参加する連があるからこそ、お祭りは成り立つのですね。当たり前ですが、改めて気がつかされました。今回、りんごんを見に来た高校生はかなり多かったと思いますが、高校としての参加は、飯田女子高校と阿南高校の2校のみでした。これからもこのお祭りが続いていくためにも、高校生の踊りへの参加がもっと増えてほしいと思います。その点でも、今回のS君の探究への取り組みは素晴らしいと思いました。
今回S君の探究テーマに共感してくださった同窓会の皆様から、ポロシャツのご支援もいただきました。色はスクールカラーのエンジ色、背中のデザインは、本校の小林先生にお願いしました。りんごんの踊りのテーマである獅子舞、天竜川の波、花火と阿南高校のキャラクターの「ななん」がコラボしたとてもかわいいデザインです。
獅子舞
天竜川の波
花火
お揃いのうちわ
いよいよ明日は、飯田りんごん祭り。参加する生徒の皆さん、4年ぶりのお祭りを盛り上げるために、阿南高等学校連として頑張って踊りましょう。
探究