けもかわ第2弾 その1「なめす」
2022年6月16日 13時19分 3年情報ビジネスコースでは、昨年12月に美術の授業でお世話になったけもかわプロジェクトの井野さんを講師に、シカの皮のなめし→革製品の制作→販売までの授業を計画しています。本日は「なめし」作業を参観しました。
「なめし」とは、動物の生の皮から不要なたんぱく質や脂肪を取り除いて薬品で処理することにより耐久性や柔軟性を持たせる作業です。
まず、まだお腹にいた小鹿の生皮についている肉や脂肪をナイフでそぎ落とします。教室に生臭さが漂い、始めから作業は難航していましたが何とか白い皮の部分が目立つようになりました。めくってみると背中には白い斑点があり、まさに小鹿のバンビ。少し気の毒に思いながらも生徒たちは真剣に作業していました。
次に生皮を水でよく洗い、ミョウバンと食塩の混合液(なめし液)につけます。
これから毎日1回揉みこんで攪拌する作業を一週間ほど続けます。
本日はここまで、次回その2をお楽しみに!
※信毎の「ヤンジャ」の記者さんも取材に来ていました。