初めてのCAPプログラム~SOSを受け止めるために~
2021年10月13日 18時00分 [kyoto]今日は生徒のSOSを受け止めるための研修として、教職員向けCAPプログラムを行いました。CAPとはChild Assault Prevention (子どもへの暴力防止)の頭文字をとったもので、子供たちがいじめ、痴漢、虐待、誘拐、性暴力といった様々な暴力から自分を守るための人権教育プログラムです。日本では1998年に設立され、教職員、保護者、生徒に向けて様々なワークショップを行っています。
今回は県教育員会心の支援課の事業で、CAP長野の3名の方にお越しいただき、阿南高校では初めてこのプログラムを行いました。ちなみに本校が今までの訪問地の中で最南端だそうです。
まず最初に自分のニックネームを決めます。
「マイケル」も参加しました。さあ誰でしょう?
いじめはなぜ起こるのか、加害者被害者への関わりはどうすればよいのか。SOSを出されたときに私たち教職員は何ができるのか。実際に劇も交えて考えていきます。
本校の職員「よっしー」(赤い服)も熱演します。
参加した職員は遅くまで真剣に聞き入り、いろんな状況を想像しながら、議論をし、話し合いをしました。
秋の夕暮れ。気がつけば、外は真っ暗です。
最後は自然と大きな拍手が巻き起こり、長い時間でしたが充実した研修になりました。今回の研修で学んだことを今後の生徒指導に役立てたいと思います。
CAP長野の皆様、遠方まで本当にありがとうございました。