立春の朝、小さな春の気配
2026年2月4日 12時20分昨日は節分、そして今日は立春。
暦の上では春になりましたが、南信州の朝晩はまだ冷え込みます。それでも今日は気温が上がる予報で、飯田や阿南では11℃ほどになるそうです。阿南高校周辺の木々を見ていると、蕾もゆっくり膨らみ始め、ほんの数輪だけですが早くも咲いている梅の花があり、季節がゆっくり動き出しているのを感じます。
節分といえば豆まきや恵方巻きがすっかり定着していますが、ヒイラギを使った「柊鰯(ひいらぎいわし)」という昔ながらの習わしもあります。ヒイラギの棘とイワシの頭の匂いで鬼を追い払うというもので、邪気を寄せつけないための知恵ですね。最近はあまり見かけなくなりましたが、こうした風習を思い出すと、季節の節目を大切にしてきた日本の文化を感じます。写真のヒイラギの葉、節分の余韻をそっと伝えてくれているようでした。
3年生は先週テストが返却され、自宅研修期間に入りました。進路に向けて準備を進める大切な時期となり、登校は週に1度だけになります。今朝も校門で挨拶をしましたが、3年生がいないだけで、いつもの朝より静かに感じます。1・2年生のみなさんも、どこか寂しさを覚えているのではないでしょうか。
梅の花といえば、この地域では「天龍梅花駅伝」ですよね。今年は、本校の生徒が大会スタッフとして初めて協力する予定です。人数は多くありませんが、こうした一歩が、今後、生徒の関わりが少しずつ広がっていくきっかけになればと願っています。地域の行事に生徒が関わることで、南信州の魅力や人とのつながりを、より深く感じてもらえるのではないかと思います。
立春とはいえ、まだ寒さは続きます。季節の移ろいを楽しみながら、新しい年度へ向けて歩んでいきたいと思います。