「違いを受け止め、つながる力」を育む。2年生のドラマ教育
2026年1月19日 17時26分昨年度に続き、今年度も小林英樹先生(俳優・ティーチングアーティスト)を講師に迎え、2年生を対象としたドラマ教育を実施しました。小林先生のプロフィールや昨年度の様子はこちら
◆【ウォーミングアップ】
授業の前半では、数じゃんけん(足し算・引き算)やカウントダウン、「言うこと一緒・やること逆」など、頭と体を同時に使うワークに取り組みました。
反応はさまざまでしたが、活動が始まるとあちこちから「難しい!」という声が上がり、笑いとともに教室の空気が一気にほぐれていきました。
戸惑いながらも挑戦する姿が多く見られ、場が温まっていく様子が印象的でした。
◆後半先ずは【ドラマワーク(ワンワード)】
続いて行われた「ワンワード」では、一人ひとことずつ言葉をつなげて物語をつくる即興ワークに挑戦しました。
ワンワードは、創造性やコミュニケーション力を育む手法として企業研修などでも紹介されることがあるそうです。
小林先生からは、相手の言葉をまず受け止めてみることや、思いがけない展開にも柔軟に対応してみることの大切さが語られ、生徒たちはその言葉を意識しながら、物語がどんどん変化していく面白さを味わっていました。
◆ラストゲーム【数字の近い仲間”を探すゲーム】
授業の締めくくりには、数字を口にせずに“数字の近い仲間”を探すゲームに取り組みました。
一人ひとりに数字のカードが配られますが、その数字は伏せたまま。生徒は自分の数字を「学校にあるもの」に例えて話し、4分間の会話の中でヒントを出し合いながら、数字が近い仲間を探します。
数字を直接言わずに相手の意図を読み取る難しさと面白さがあり、教室には自然とたくさんの声が広がっていました。
結果はさまざまで、
• 3人がほぼ数字が近い数字を選んだグループ
• 全く違う数字が集まったグループ(下記写真)
• 2人は近いのに1人だけ大きく離れていたグループ
など、読み取りの難しさがそのまま表れていました。
小林先生からは、普段あまり話さない人とも関わってみることや、たくさんの人と話すことの大切さについて触れられました。また、育ってきた環境や価値観が違えば、受け止め方やイメージも異なるという視点も示され、生徒たちはその違いを楽しみながら活動に取り組んでいました。
2時間のドラマ教育を通して、生徒たちは、“違いを受け止める力”と“つながる力” を、笑いとともに体験していました。教室に広がる声や表情から、学びの深さがしっかりと感じられる時間となりました。