2年間の積み重ね そして未来へ ー福祉系 学習発表会【後半】ー
2026年1月16日 08時35分休憩を挟んで、後半は総括発表です。
トップバッターは Iさん の「優しさとは」でした。実習で出会った利用者さんとの関わりを通して、優しさは“相手の立場に寄り添い、気持ちを想像すること”だと語ってくれました。言葉だけでは伝わらない思いを、表情やしぐさから感じ取ろうとした経験が、Iさんの中で大きな学びになったようです。
続く生徒たちも、それぞれの2年間を自分の言葉で振り返りました。
最初は不安でいっぱいだった実習が、回を重ねるごとに「できる・できない」よりも、「相手を理解しようとする姿勢」が大切だと気づいていきました。
福祉の仕事に対して“難しそう”“大変そう”というイメージを持っていた生徒も、実際に現場に立つことで、その奥にある温かさややりがいを感じ取っていました。
特徴的だったのは、進路の選択に福祉の学びがしっかり結びついていることです。9人ほとんどの生徒が、福祉関係の施設への就職や、短大・大学での福祉系進学を選んでいます。
「学ぶ前と今では、福祉の見え方が全く違う」「誰かの力になりたいという思いが強くなった」そんな言葉が多く聞かれ、学びが“進路”として形になっていることがとても印象的でした。
実習先での経験、授業での学び、仲間との協働、そのすべてが、生徒たちの成長を支えてきました。
今日は、授業や実習でお世話になった施設の方々にもご来校いただきました。さらに、昨年度まで福祉科の教科担任として生徒たちを指導してくださった 宮島先生 にもお越しいただき、久しぶりに生徒の発表を見守っていただきました。成長した姿を喜んでくださる様子がとても印象的でした。
講評では、
「将来をしっかり見据えていて頼もしい」
「昨年2年次の実習のときより、みんな大きく成長しいい顔をしている」
「学びを自分の言葉で語れるのが素晴らしい」
といった温かい言葉をいただき、生徒たちもしっかり耳を傾けていました。
福祉の学びは、人と向き合う学びです。
その難しさも、やりがいも、喜びも、2年間の中で生徒たちは確かに感じ取ってきました。今日の発表は、その積み重ねがしっかりと形になった時間でした。